それは、予期せず唐突に始まりました。
アリゾナへの旅報告も、まだモニュメントバレーで止まっているというのに、新たな宿題をもらってしまいました。
なので、こちらから先に書きますね。
今回の熱海泊はアリゾナ旅の打ち上げのつもりで集まり、初島上陸も食事目当てでした。
熱海では、ひろみさんに大変お世話になりました。彼女がいなければ初島に行くという発想は出てこなかったでしょう。
ひろみさん、本当にありがとうございました。
ひろみさんのお知り合いの方のヨットで、熱海港から初島に向かいます。
海賊船?上陸しました。
お店に向かう途中、小さなお宮を発見。
竜神宮
『港の傍の森の中にひっそりと佇む竜神宮には、海の中から現れた剣が祀られており、大漁祈願の神として島民の信仰を集めています。
昔不漁が続いたとき、海の中から剣が現れて、それ以来、島には大漁の日々が続きました。
今でも毎年4月3日には竜神宮のお祭りが行われ、海で取れた鯛、ブリなどを供えて大漁を祈願します。
島の人たちは毎年この日には漁を休み、大漁鉢巻を巻いて桜の下で酒を酌み交わす慣わしです。』
何と!私の誕生日の4月3日。(家に帰ってから気づきました)
海の中から現れた剣だなんて、まるで「草なぎの剣」みたいですね。
食事したのは、こちらのお店です。場所はこのあたり。並びの一番奥です。
早速出て来たのは、イカのお刺身。見事!
「シッタカ」は…この先はここでは言いません(笑)
知る人ぞ知る裏メニュー「サザエチャーハン」めちゃうま。
食後は、「初木神社」に参拝しました。
食事中に知ったのですが、ここはその後に訪れる予定の「伊豆山神社」と宮司さんが同じなんだそうです。
初木神社
『初島の伝説/初木姫伝説孝昭帝の御代に島に漂着した初木姫が祭られており、伊豆山の伊豆山彦とのロマンスなど、その後の初木姫を巡る様々な物語が残されています。
代々、初木神社の神職を勤めてきた網代(熱海市南部)の高杉家に残されている初木神社のご神体である懸仏(かけぶつ)の制作年代から、初木神社が創建された年代は鎌倉以前であることが推定されています。
また初木神社の社殿の下からは奈良時代よりさらにさかのぼる古墳時代の祈りの場所である磐倉(いわくら)の後が発見されており、現在でも初木神社例大祭での鹿島踊りの奉納が島の一年でもっとも大 きなイベントとなるなど、古代から変わらぬ島人の信仰の中心になっています。』
この時はまだ、ここはその後に続く出来事のほんの序章であることを知るはずもない私でした。
帰りはこの船に乗って熱海港を目指します。
カモメさんが、どこまでもついてきます。
熱海の街が近づいて来ます。25分のあっと言う間の船旅でした。
そして、お次はひろみさんの車で伊豆山神社に向かいました。
そこでもらったのは、私のルーツ探しとも言えるものでした。
まさか、そんな展開になるとは思いもしませんでしたが、それは年末に計画しているあるイベントに繋がるものなのでしょう。
不思議なことに、それに参加する他のメンバーたちにも、同時進行でそれぞれのルーツ探しが始まっているのでした。
続きます。