皆様、こんにちは。今日もウィーンから発信します。今日の天気は、雨。最高気温 18度。日の入り20時30分。
今週はずっと忙しかったです。今日は久々にお休みをもらって、オーストリアは来週月曜日は祝日になりますので、4連休 久々にゆっくり休めて超嬉しい 休み明けから、 また頑張ります!
さて、昨日は、義理の娘の卒業ファッションショーでした。 義理娘は、モード専門学校に通っていて、服飾デザインの勉強をしていました。私も張り切って親戚の一員として応援しに行って来ました。行ったら、娘の母親とそのパートナー、叔母、従姉妹、その友達など、久々に再会して色々話しにも花が咲きました。
今回の卒業生は16名で、16名のデザインを観劇する事が出来ました。一人一人、テーマやコンセプトがしっかりしていて、そのテーマが結構社会批判が多くて、今の若者はしっかり世の中を見据えてるなあと頼もしくなりました。そのうち、二人のデザイナーが日本をテーマにしていてビックリ しかもテーマが、 『過労死』と 『信じる』で、 過労死 の テーマは分かりやすかったですが、 ちょっと心が痛かった。 実際、 日本の仕事の仕方があまりにも過酷すぎて過労死する人がいる という現実を、このオーストリアの地で問題提起された事に、私達日本人は全員心に重く受け止め改革していくべきです。私もそういった日本社会に未来を感じず、海外に飛び出した組です。現代のオーストリアの若者の間では、日本の文化が凄く流行っていて、日本に旅行したいとは言うけれど、日本に住みたいとは言いません。日本、韓国、中国の東アジアの働き方にみんな疑問を抱いており、それは大問題だと思います。日本人口は減少していき、海外からの働き手もなければ、最終的には、日本はもっと貧困になり、滅びて行くだけです。 この現実を受け止めるべきです。
もう一人のデザイナーのテーマは『信じる』ですが、反戦そして今の世の中のあり方に対する批判を表現していて、日本語を使ってデザインしており、来年には、日本へ留学することも決まっているそうです。私の解釈ですが、今の縛りに縛られている世の中から解放され、明るい未来を信じたいという事かなって思えました。日本もアメリカの政治的圧力から解放される時期が来ていると思います。今の日本にぴったりなテーマだなと思いました。
夜9時からは、作品の展示とデザイナーの交流会があり、 私達ももちろん参加