(画像はYou Tubeのスクリーンショット)
大リーグ、アストロズの青木宣親外野手が、6月30日(日本時間7月1日)のヤンキース戦で、衝撃のメジャー初登板を果たした。
4-10と大量リードを許した9回にチームの6番手として登板。1回を1安打2四球3失点で投げ切るも、チームはそのまま4-13で大敗を喫した。
■メジャーのマウンドは「夢だった」
リードを許した最終回、マウンドに向かったのは、本来外野手のポジションである青木だった。青木は3点を失うも、1回を投げ切り安堵の表情を浮かべながらベンチへ戻って行った。
試合後、青木は「出番がないと思っていたので、びっくりした。実際にこういう形で(登板機会が)巡ってきて、うれしかった。」と回答。
また、「メジャーのマウンドに立つことは一つの夢だったので。」とコメントするも、「ホント、あまりやるもんじゃないかもね。」と複雑な心境を話した。
なお、日本人野手のメジャー登板は2015年のマーリンズのイチロー以来となる。
■ネット上でも話題に
今回の「ピッチャー青木」の衝撃デビューは、ネット上でも話題になっていた。
ピッチャー青木宣親のやばさが分からないって嘆いてる人がいたから説明するとな
サッカーで言うとフォワードがゴールキーパーを仕方なくやってるみたいなもんや。それでいて新人王候補のストライカーをしっかり止めたみたいなもんや。
ピッチャー青木は流石に草
ピッチャー青木宣親爆誕したって本当ですか?w
ピッチャー青木なんて見られるとは思わんかった... 見ててよかった...
このように、運よく放送を見ていた視聴者からは、「ピッチャー青木」の誕生を喜ぶ声が多く上がっていた。
また試合後に知ったファンからは、「ピッチャー青木、リアルタイムで見たかったなぁ」など、放送を見逃しがっかりした声もあがっていた。
また、対戦相手のヤンキースのベンチには田中将大投手の姿もあり、「マー君めっちゃ笑ってる」「まー君も凄いなって言ってますよ」など、田中の笑う場面を突っ込むコメントもされていた。
■4割以上は夢を持っていない?
メジャーのマウンドに上がるのが夢だったという青木だが、しらべぇ編集部では、全国の男女1,368名を対象に「夢を持てなくなった」人がどれほどいるのか調査をしてみることに。
すると全体の4割以上が「夢を持てなくなった」と回答。
また、歳をとるにつれて夢を持てなくなるのはわかるが、これからだという20代でさえも4割近くが夢を持っていないという驚愕の結果に。やはり今どきの若者は憧れの「夢」よりも、安定した「現実」を見ているのだろうか。
今回、予期せぬ状況で夢を叶えた青木。このように、まさかの場面で夢が叶う人も少なくないかもしれない。