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笑う門には福来るのブログ

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 高校野球をこよなく愛し、「平和」にも敏感でありたいと考えています。

【教官から運転技能のチェック】

 車の高齢者の免許更新のルールが大幅に変わり、「有効期間が満了する日の年齢が70歳以上」の者は「高齢者講習」を受けることが必須となった。

 

 私も初めてこの「高齢者講習」を受けてきた。運転免許を取得して半世紀以上振りに、自分の運転技能について教習所の教官からチェックを受けるという貴重な体験をしたことになる。

 

【地元の自動車教習所でコースを走る】

 今年7月に運転免許の更新時期が到来する。今年1月末に、噂で聞いていた「免許証更新に必要な高齢者講習」の案内はがきが届いた。地方によっては予約が混んでいて数か月待たないと入らない教習所もあるとかで心配したが、地元では問題なく予約することができた。

 

 そして高齢者講習の予約当日を迎えた。はがきには「実車指導あり 2時間 6450円」と書かれていたが、予約した教習所では8000円が必要だった。この日は、実車指導といくらかの講義と目の検査のみ。11人が参加した。

 

 まず2番目で「実車指導」を受ける。トヨタカローラのオートマ車で1人15~20分程度を運転する。車には教官と自分の2人のみ。後席には誰もいない。2年ほど前までは車庫入れもS字・クランクもあったようだが、現在はそれはなくなった。

 

 事前にコースを回る順と注意箇所についてレクチャーを受けているので、大して不安はない。半世紀以上車を運転してきて40万キロ位は乗ってきたはずで、現在も毎日運転している。

 

 主な注意点は、指定地点で設定速度を出す、右左折の様子、信号の通過・発進、見通しの悪い交差点の徐行通過、横断歩道の徐行通過、一時停止、車線変更、障害物の通過などなど。お決まりの停止してからの段差乗り上げと停止もあった。乗り上げるにはエンジン2000回転は必要。

 

 10分位で実車指導は無事終了し、特段何の問題点の指摘も受けなかった。

 

【目の適正検査】

 実は私が一番心配しているのは目の適正検査。眼科に通院しているが、なかなか目の視力検査でいい数字が出ずに、医師からはこのままでは免許更新は難しいかもしれないと言われている。

 

 実車指導後、目の適正検査があった。①通常の視力検査、②眩光下視力検査、③静止視力、④動体視力、⑤視野測定 であった。免許更新時の視力検査の予行演習と思われる。

 

 心配の通常の視力検査は眼鏡を掛けて1.2でこの日はクリア。視野測定も、両眼視野角度が166度と年齢上位のもの。動体視力も初めての体験で慣れないこともあり「ふつう」だったが、次にやったらまず上位になるはず。

 

 問題は「眩光下視力検査」。機械を両眼で覗くと、左右に強い光がまぶしく点いている。真ん中にあの切れた輪が次々と出てくるのだが、それが点灯していなくて真っ暗なので、何も見えない。真ん中が無灯火で本当にいいのか。夜間の視力検査なのだが、私の視力が眩しさに極端に悪いのか、夜間のライトで眩しい状態では0.4の視力しかないのだという。他の人も見えない、見えないの連発だった。

 

 確かに毎日運転していて、夜間の雨の日などは少し運転に不安を感じる時もある。それでも0.4状態では運転禁止レベルになってしまう。今思い出しても、検査機の輪部分の球切れに違いないと思っている。もしやして、もう免許返納したほうがいいですよ、と思わせる警察側の“策謀”か?

 

 90分ほどで「運転免許取得者等教育(高齢者講習同等)終了証明書」が交付されて終了した。