こんにちは。
ひあり奈央です。
今日も東京は快晴。5月らしい気持ちのいい天気です。
さて、今日は映画の話です。
昨夜、アマプラで「祖国に翼を」を観ました。
インドの独立運動に奮闘した若い女性が主人公で、革命がテーマなのでえぐいシーンはありますが、全体的にはとてもきれいな映像で、音楽もとても良かったです。
この映画は1942年のボンベイ(現ムンバイ)が舞台で、イギリス支配からの脱却を目指して独立運動をしていたガンジーなどが逮捕された年でもあったようです。
(インドの実際の独立は1947年で、ガンジーは1948年に亡くなっている)
この主人公の女性は、ウシャー・メヘター。
ウィキペディアによると1920年3月25日に生まれて、2000年8月11日に亡くなったようです。ということは、この映画の1942年の時には、22歳だったのね。若いですね。ウィキペディアによると5歳の時にアーメダーバードでガンジーに会っているとか。こういう出来事は、運命を感じますね。5歳だとまだ自分で会いに行こうとかいう意志よりも、親に連れられて、とかそういうことが多い年齢ですよね。
Usha Mehta - Wikipedia
ウシャーさんのホロスコープを出してみました。
魚座の水星を起点に、「トールのハンマー」ができていますね。セスキコードレイトが2本作られています。
トールのハンマーは批判したり、されたりすることが多いと言われています。トールのハンマーを持っている人達を見ていると、普通は気付かないようなかすかな、小さな矛盾などに敏感に気付いてしまい、それを表現してしまうので相手は困る、というような感じでしょうか。
ウシャーさんが実際にこのように言ったかどうかはわかりませんが(多分言ってないと思うけど)、映画の中のセリフ「ウソ中毒に効くのは真実の薬」が耳に残ります。しかし、そういう小さなことに気付く人もこの世界には必要なんだと思います。その鋭さゆえに、周囲から煙たがられたりはすると思いますが。
映画の中では、その鋭さは最初はお父さんに向けて表現されているような気がしますね。エリートだったお父さんも、このトールのハンマーにたじたじといった場面がいくつか出てきます。彼女の言うことは、確信をついているだけに傷つくことも多かったのではないでしょうか。
他にも書きたいポイントがいくつもあるホロスコープですが長くなるのでやめておきます。
彼女は、その当時、祖国の独立という目的のために、ものすごい危険を冒して地下でラジオ放送をした方ですが、本当に最近まで無名の革命家だったそうな。
インスタライブやスタンドFMといった無料のツールに溢れている現代では考えられないことですが、これもまだほんの80年ちょっと前のことなんですね。現代では現代なりの別の大変さはあると思いますけれどもね。