いつも、ご来店ありがとうございます。


明日は、7月7日、七夕ですね。

あちこちで、笹の葉に色とりどりの、

七夕飾りをしているのをみかけます。


ところで、七夕のお話は皆さんご存知ですよね。

織姫と彦星が1年に1度だけ、会うことが許される日です。

1年に1度しか会えない日だから、晴れたらいいねって

思っていました。


そもそもは、中国から伝わった伝説だそうです。


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夜空に輝く天の川のほとりに、美しい織女がすんでいました。

織女の織る布はどれも見事で、毎日機織に精を出していました。

天帝である父は、娘の働きぶりに感心していましたが、

年頃の娘が機織に夢中で、恋をする暇もないことを不憫に思って

いました。


そこで父は、天の川の西に住む、牽牛という働き者の牛飼いの

青年と娘を結婚させました。


しかし、結婚してからの織女は、牽牛との暮らしに夢中になり

機織をすっかりやめてしまいました。

父はそんな織女の姿に眉をひそめ、とうとう、二人を離れ離れに

してしまったのです。

「心を入れ替えて機織をするならば、1年に1度、7月7日の夜に

牽牛と会うことを許してやろう」


涙に暮れる織女と牽牛でしたが、7月7日を指折り数えて

仕事に精を出しました。


ところが、7月7日に雨が降ると、二人を隔てた天の川の水かさが増し、

織女は川向こうに渡ることができません。

お互い切ない思いで、川面を眺め、涙を流すのでした。


7月7日に雨が降れば、二人を見かねたカササギの群れがやってきて、

翼を広げて橋となり、織女を牽牛のもとへと渡す手助けをするのでした。


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織女が織姫、牽牛が彦星ですね。


なんだか切ないお話です。



先日、介護サービスセンターに飾られた短冊に、

こんなことが書いてありました。


『あなたに逢いたい…』


おじいちゃんが書いたのか、おばあちゃんが書いたのか

わかりません。

誰を思って書いたのかも、

わかりません。


亡くされたパートナー。

初恋のあの人。


どちらにしても、とってもPUREな

心のこもった短冊だな~と、

ほんの少し切なくなりました。

まさに、1年に1度の思いなのですね。


七夕


今年の七夕のお天気はいかがでしょうか?

晴れたらいいな。