和洋中の交錯するテーブルコーディネーの演出法 | スペースクリエーション 市頭たつ子のブログ

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広島市西区の閑静な住宅街の中にある「Space Creation」
食空間プロデューサーで企業が開催するパーティや個人のウェディングパーティなどを数多く手がけ、テーブルコーディネートやマナーセミナーの講師としても活動しています。

こんにちは

Space Creation

Ichigashiraでございます

ブログへご訪問下さいまして

ありがとうございます

 

 

櫻花満開ながら

花冷えが気になります

わたくしの好きな💛

和洋中の交錯するテーブルコーディネート

個性の強いプレートはフィッツ&フロイド(アメリカ)を

塗りの正角折敷にセットします

その上に中国茶の蓋碗を

日本の見立てとか

一器多様使いの精神で組み合わせてみました

家庭でのおもてなしの工夫

 

スターターとしてのお料理を

蓋つきの器で準備していることのメリットは

空調でお料理が乾かない 

衛生的等々

 

 

クロスはフランスの布で手作り

グラスはボヘミアガラス

ダイヤモンド彫り

 

全体に個性的なものには同なような存在感のあるものを

合わせて個性的で

独特な世界感を作ります

この

テーブルコーディネートには引き算は不要

それだけに

全体のバランスが不可欠です

 

 

 

 

 

蕎麦猪口サイズの

小鉢

黄交ち(京焼)

カトラリーのシルバーとのリンクを図るコーディネートとして

小鉢にソーサー的な感覚でシルバーのパン皿を使います

 

 

小鉢の黄色と同じ色を植物を挿している茶壺(見立てとして)に持ってきます

多色使いでありながら統一感を演出する方法としてリンクさせています

 

 

チャイニーズな雰囲気の

演出にタッセル使いは有効です

手付提二段重(中国産)

二段重の陶器蓋に施されている模様の色味と

合わせて桃色のタッセルをチョイスします

タッセルはナプキンにも使いリンク

 

ナプキンも

同様に二段重の模様にリンクするような

桃色の刺繍が施された優しい雰囲気のものを

持ってきます

 

 

 

中国箸

 

箸置

中国製の木製で出来ている金魚

金魚のモチーフは中国的で表現しやすいアイテムです

 

 

 

このテーブルコーディネートを

シノワズリ(仏:Chinoiserie)というのには

ちょっと違います

 

シノワズリは

17世紀半ばからヨーロッパで流行った中国趣味の

”美術様式”です

ということは

シノワズリはあくまでも中国の特徴を

西洋人がイメージする中国様式なんですが

ただの中国趣味ではなく

西洋人の審美眼が光る優美で幻想的な姿かたちです

ちなみに

シノワズリの最高潮を極めたのは

18世紀の

フランスのロココ文化

と言われています

 

ご覧くださいましてありがとうございます

Space Creation

T.Ichigashira

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