オーバーツーリズム実証実験の効果?鎌倉の憲法記念日
「観光公害」とまでいわれてしまう古都鎌倉のオーバーツーリズム。
GW後半戦、77回目の憲法記念日の3日、鎌倉市街の様子を当ブログ光記者が取材しました。
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観光客が殺到するのではと予想された鎌倉市街のGW後半戦初日は、意外にも普段の休日と変わらぬ程度の人出に留まった。
鶴岡八幡宮ー鎌倉駅ー江ノ電ー大仏のラインに混雑が集中、住民の生活に影響が出でいた。
今GWを前に、国交省は観光客に大仏まで歩くことを呼びかけるなど、混雑を分散する実証実験を計画。3日もスタッフを配置して、チラシを配ったり、看板を掲げたりした。
数字はないが筆者が取材では、徒歩コースに切り替えたというより、報道やSNSで、オーバーツーリスト問題が事前に大きく取り上げられたことで、人々が鎌倉市街への出足自体を避けたとみられる。
鎌倉市街の1日
10:00 鶴岡八幡宮、舞殿前。まだ空いている。
10:10 本殿から舞殿を見下ろす。新緑が美しい。
10:15 若宮では雅楽が鳴り響き、毎月3日の若宮の月次祭(つきなみさい)が執り行われていた。
若宮は存在感が薄くの思われがちだが、国の重要文化財に本殿と同時に指定された由緒ある大社だ。
11:00 鎌倉駅西口江ノ電改札前。
混雑ぶりを収めようとテレビカメラが5台も。そろそろ混み合ってきた。
11:20 鎌倉駅西口時計台前広場。
国交省のスタッフが迂回路が記された地図の配布をしていた。
大仏さんへは、江ノ電の列に並ぶより散策コースを歩いた方が早い場合もある。
11:30 大仏への迂回路。通行人の数は普段の休日と変わらない。玄関先で初めてビールを売る住民の方がいらした。「思ったより人が少ない。もっと来て欲しい」。
12:00 江ノ電長谷駅。こちらも普段の休日と変わらない。
今冬まで、段差のある構内の踏切を渡って改札出口に向かっていたが、スロープのある出口から出られるようになった。しかし、道が狭く人の滞留が心配され、取材当日の3日は4人の警備員が配置されていた。
14:20 西口時計台前では長嶋市議がワクチン接種被害を訴え。鎌倉では13歳の方をはじめ3人の方が亡くなったという。なぜマスコミは報じないのか。
15:00 鎌倉駅西口ロータリー。
幸いにも「長蛇の列」はなかった。
筆者は、週末恒例のひとり抗議行動を行う。
16時を過ぎると、人はまばらとなった。
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GW中の鎌倉混雑地帯を避けて下さった県外、国外の皆様ありがとうございます。