過去が何かと重要視されるヨーロッパの歴史の因習から
解き放たれた新天地として登場しました。
パイオニア精神が鼓舞され アメリカンドリームを生み出しました。
アメリカ建国者たちは自らの中に挑戦意欲 冒険心
想像力 創造力を燃やし続けました。
価値の実体そのものがアメリカを発展させたのです。
ところがひとたび成熟すると価値の実体ではなく
貨幣という切符をコントロールするよって利益を求めようとする
あぐらシステムに陥ったのです。
実体と象徴には天地の差があります。
あくまでも実体こそが本質であることを忘れてはいけません。
実体の価値を無視して象徴に心を奪われるようになる時
滅びの門は開き始めます。
戦後の日本もまた価値の実体を重要視する時代から
いつの間にか象徴的価値である切符へと重心を移動してしまいました。
賃金の安い中国へと工場を移せばもうかると考えましたが
価値の実体が失われる危険性まで認識できなかったのです。
象徴の価値を儲けようとして
いつの間にか
価値の実体を失ってしまったのです。
誰も教えてくれない生き方講座にて