ヨコクソン/女哭声(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

  ■あらすじ

 

 

その家には初夜を迎えた男が死ぬという宿命がある。

長男も次男も死にはった。

残った三男は、田舎からやってきた小娘ちゃんと一夜を過ごしシボンヌ。

 

 

 

 

小娘ちゃんはその一回限りで身籠り、長男の嫁&次男の嫁(ともに身籠れず)に陰湿にいじめられながらも、おなかの中にベイビィがいるという強みで何とかこの名家での立場を手に入れたん。

 

 

あまりにも男子が死に絶えるので、坊主やら巫堂(霊力で戦ってくれる人なんか?)やらが何とかしようとするが、悪鬼のパワーが強すぎてどないもならぬ。

 

 

小娘ちゃんは、腹の子を守るため強くなっていきはるねん。

でも悪鬼のパワーもまた強くなっていきはるねん。

 

 

悪鬼のせいでオツムパーになってた屋敷の主人が正気を取り戻し、奥様(小娘ちゃんの姑)もなぜか妊娠。

妊娠ブーム。

 

 

巫堂は小娘ちゃんに「この家から出て逃げたほうがええ」と告げるが、もたもたしてるうちに逃げることすらできなくなっちゃった。

逃げたとしても悪鬼が追いかけてくるらしいねん。

悪鬼が欲しがってるのは腹の中の赤子やから。

 

 

 

 

実は悪鬼はかつて主人の子を身籠った妓生。

妓生が「嫁にしてほしいっちゃ」「嫁にしてくれなかったらダーリンが隠してる重大な秘密ばらすっちゃ」「それが皆にバレたらダーリン身の破滅っちゃ」言うたので怒り狂い彼女に拷問を加えてKILLりやがった。

妓生はその時の怨みを抱えてこの家を祟りまくってはったん。

 

 

奥様も妓生に乗っ取られてた。

主人にミミズを食わせたり、気がおかしくなる酒?を飲ませて家人を皆殺しにさせたり。

 

 

悪鬼VS巫堂VS小娘ちゃん。

チシブキブッシャー、巫堂の役立たずなどあったものの、何とか悪鬼を成敗。

これで万事終わりました、ヨカッタヨカッタ。

巫堂が屋敷から出て振り返ると、小娘ちゃんのそばに女の子がおるやん。

え?あんた誰?

 

 

そして十年後。

小娘ちゃんが生んだ男の子はまたもや因果の中にからめとられようとしてるん?

ドウナッテルン?

 

 

 


■おしまい

 

 

 

 

 

 

 

  ■感想

 

 

 

 

誰が誰だかわからない。

もっとキャラに区別をつけてくれぬか?

 

 

みんな勝手にストーリーを補完して想像するよし、という不親切な映画でもある。

 

 

血をブッシャーって吐いたり刃物でザックリ刺したり派手目なのになぜかタルい。

恐怖演出はありがちで「なんかこれ見たことある」シーンが多し。

つまり、

そんなに怖くない。

 

 

スマヌ。

3回くらい寝落ちしちゃった。

 

 

キャーっゲローてなったのは、ミミズ麺。

美味そうに食って「う~ん、食感がオカチイ」言うとるご主人。

お前の方がよっぽどオカチイわ!

 

 

関係ない従業員(配下の方々)が次から次へと亡くなっていきはるので、悪鬼さんは「ここからここまでは祟ってもいいけど、ここから外は関係ない人」という線引きも出来ないほど怨みと怒りに狂ってはるんやなぁ。

傍迷惑な。

ブラック職場や。

 

 

義母、

義姉、

こいつらの心根がホラー。

 

 

 

 

頭にさしてるかんざし?みたいなんは、凶器になるよな?と思ってたら案の定凶器になりました。

なぜそんな危なっかしいものをつけるのか?

 

 

韓国時代ホラー。

ホラー初心者にはそこそこ怖いかも。

びっくり脅かし系。

横向いたらおる。

気を抜いたらおる。

 

 

電気の無い時代だからなのか、画面が暗い。

その暗闇は効果的。

雰囲気はええのに、勿体ない。

 

 

メイン戦力の筈の巫堂が、屁のツッパリにもならないほど弱ェェェガーン

リン・シェイ様を呼んであげて!ってくらい弱い。

無駄にさわやか系イケメソ。

伊賀のカバ丸の目白沈寝みたいなビジュアルです。

……って、誰も知らんか。

真田広之が映画でな……って知らんか。

 

 

 

 

この映画のテーマは。

リメイクらしいが本家をほとんどの人が知らん。

それリメイクの意味あるんか?

上矢印

これ!

 

 

イケメソがイカ墨ゲロを吐いたり、

いきなり肉ぶった切りシーンがあったり、

やり方によっては面白くなりそうなのに、なぜこうなったし映画。

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