人は、一日に一歩ずつ『ジェイコブの階段』を登っている。

 

『ジェイコブス・ラダー』

[Jacob's Ladder]

(1990年)アメリカ映画

 

 

 

<あらすじ>

突然地下鉄の車内でかつてのベトナム戦争での体験が蘇り、何者かに刺される夢を見た時からジェイコブ・シンガー(ティム・ロビンス)の日常には奇妙な幻覚が交錯するようになった。かかりつけの医師に相談に向かうが、医師は既に死亡していてジェイコブのカルテも失われていた。地下鉄が閉鎖されたり、化物に車で轢き殺されそうになったと訴えるジェイコブに、同棲相手のジェジー(エリザベス・ペーニャ)は「ニューヨークだから得体の知れない連中ばかり。アル中患者か暴走族よ」とそっけない。

自分の精神状態に危惧を抱いたジェイコブは悪夢のようなパーティーを目の当たりにして、ついに高熱を出して意識を失ってしまう。目覚めるとそこには別れたはずの妻や子供たちの姿があった……。しかし再び気がついてみると彼はジェジーの部屋にいた。今のは夢?それとも現実なのか?

そんなある日、ジェイコブはかつての戦友ポール(プルイット・テイラー・ヴィンス)に会い、彼もまた同じ幻覚に悩まされていることを知って驚く――。

 

<スタッフ>

監督: エイドリアン・ライン
製作: アラン・マーシャル
製作総指揮: マリオ・カサール、アンドリュー・G・ヴァイナ
脚本: ブルース・ジョエル・ルービン
撮影: ジェフリー・L・キンボール
音楽: モーリス・ジャール

編集:トム・ロルフ

 

 

<キャスト>

ティム・ロビンス(ジェイコブ・シンガー)郵便局員

エリザベス・ペーニャ(ジェジー/ジェゼベル)郵便局員

ダニー・アイエロ(ルイ)矯正師

マット・クレイヴン(マイケル・ニューマン)科学者

プルイット・テイラー・ヴィンス(ポール・グラニカー)戦友

エリック・ラ・サル(フランク)戦友

ヴィング・レイムス(ジョージ)戦友

ブライアン・タランティーノ(ダグ)戦友

アンソニー・アレッサンドロ(ロッド)戦友

スザンヌ・シェパード(看護師)受付の看護師

ジェイソン・アレクサンダー(ギアリー)弁護士

パトリシア・カレンバー(サラ)ジェイコブの妻

ブライアン・ラーキン(ジェド)ジェイコブの息子・長男

B・J・ドナルドソン(イーライ)ジェイコブの息子・次男

マコーレー・カルキン(ゲイブ)ジェイコブの息子・三男

 

感想

1971年10月6日メコン川デルタ地帯で

突然の敵襲に味方が死亡し、

森の中に逃げたジェイコブも

何者かに腹を刺されて意識を失う。

気がついたら5年後の地下鉄――。

今のはベトナム戦争の時の回想で

負傷により名誉除隊となった彼は

妻と別れて不倫相手のジェジーと同棲し

普通の郵便局員として働いていたが、

やがて彼の周りに奇妙な出来事が起き始める。

夢と現実との区別がつかなくなって

悪夢の中を彷徨う男の

恐怖の体験を描くサイコ・スリラー。

 

『フラッシュ・ダンス』や『危険な情事』の

エイドリアン・ラインが監督。

脚本のブルース・ジョエル・ルービンは

同年の『ゴースト/ニューヨークの幻』で

アカデミー脚本賞を受賞している。

 

主演はティム・ロビンス。

『ショーシャンクの空に』

『ミスティック・リバー』などが代表作。

『隣人は静かに笑う』では謎の隣人を演じた。

『ホーム・アローン』でブレイクする前の

マコーレー・カルキンが重要な役を演じ、

ジェジー役のエリザベス・ペーニャが

セクシーなおっぱいを披露。

 

顔をのっぺらぼうにしたり袋を被せて

顔をシェイクさせて恐怖を与えてくる

「異形の怪物」の造形は

ゲーム『サイレントヒル』のクリーチャーに

影響を与えたと言われている。

 

ヒントがあからさまだったり

同様のオチの作品が他にも存在するため

早々にオチは読めたけど

ラストシーンの美しさと切なさにやられた。

さすが名作と言われるだけあるなぁ。

 

 

☆☆☆☆☆ 犯人の意外性

☆☆☆☆☆ 犯行トリック

★★★★☆ 物語の面白さ

★★★☆☆ 伏線の巧妙さ

★★★☆☆ どんでん返し

 

笑える度 -

ホラー度 ◎

エッチ度 〇

泣ける度 〇

 

評価(10点満点)

 7.5点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ここからネタバレあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1分でわかるネタバレ

 

<結末>

サイゴンの化学戦争班のマイケルから

ベトナムで生体実験が行われたこと、

前線の兵士達の食事に

闘争本能を高めるというという

覚醒剤「ラダー」が混ぜられていたと聞く。

しかし猿や子供の実験で失敗した通り

うまくいかず兵士達は次々と理性を失い

そのせいで味方同士で殺し合ってしまった。

 

かつて住んでいた

ブルックリンの家に戻ったジェイコブは

階段の下でたたずむゲイブを見つける。

死んだはずの息子に手を引かれ

光の差す階段を2人はゆっくり登っていく。

 

現実のジェイコブは味方に刺された後、

運ばれた野戦病院で息を引き取っていた。

戦い疲れた安らかな死に顔で……。

すべてはラダーがもたらした

死の直前の幻覚だったのだ――。

 

壮大な夢オチ

この物語は戦争で負傷し

意識不明のジェイコブが

死の間際に見た走馬灯でした。

 

退役軍人が後遺症や心の傷(PTSD)で

苦しんでいるように見せたミスリードで

実際には戦争から生きて戻ることができず、

ニューヨークでのジェジーとの同棲も

その後の仲間とのやりとりや

前妻サラと息子たちの場面も

マイケルのラダーの説明も実際にはなかった。

つまり「夢オチ」です。

 

夢オチは他にも類似作品が多いため

途中でもしやと思った方も多いはず。

(監督はロベール・アンリコの短編映画『ふくろうの河』を想像したらしい。原作はアンブローズ・ビアスの『アウルクリーク橋の出来事』)

 

その類似作品の感想で

『ジェイコブス・ラダー』の名前が挙がって

最初から知っていた人もいるでしょう。

自分もそうでした。

しかし途中であからさまな伏線があったり

ネタ自体は隠そうとしていないようにも思えた。

ラストも綺麗にまとまっていると思う。

 

ベトナムに行く前のサラと過ごすジェイコブ、

ベトナムで刺されるジェイコブ、

帰還してジェジーと同棲中のジェイコブと

3つの時系列があってわかりにくいが、

ベトナム戦争のジェイコブが現実で

その他は妄想(夢)にすぎない。

 

それでは実際にあったことと

妄想の出来事を分別してみます。

【現実】

①サラと結婚し3人の子供を作る。ブルックリンに自宅があり、離婚はしていない。

②ベトナム出発前に三男ゲイブを自動車事故で亡くした。

③ベトナムで味方の兵士の銃剣で腹を刺されて重体。

④ヘリで運ばれ手当をしたが野戦病院で死亡する。

【妄想】

①ニューヨークの郵便局で働き、ジェジーと同棲している。

②地下鉄に閉じ込められたり、化物が乗った車に轢かれそうになる。

③矯正師ルイに治療してもらう。

④パーティーでジェジーが悪魔にレイプされる。

⑤ブルックリンの自宅でサラや息子たち(ゲイブもいる)とのひととき。

⑥ポールから電話、ポールの自動車が爆発する。

⑦弁護士との対話、政府に拉致され、サンタクロースにサイフを奪われる。

⑧病院をストレッチャーで運ばれ、目がない医師に注射される。

⑨サラが見舞いに来る。

⑩ルイに病院から連れ出される。

⑪マイケルから覚醒剤ラダーの話を聞く。

⑫ブルックリンの自宅でゲイブと出会う。

 

――ほとんどが妄想の中の物語。

サラと息子達との場面も

ジェジーとの妄想生活を夢で見ているため

あれも妄想の中の妄想ということになります。

 

現実と夢がリンクしている場面もある。

現実で泥まみれで雨に濡れていた時は

夢では泥まみれでシャワーを浴びていた。

現実で腸がはみ出している時は

悪夢のようなパーティーで、

現実でヘリに銃弾を受ける場面は

夢でポールの車が爆発した――など。

 

 

ヤコブの梯子

『ジェイコブス・ラダー』とは

「ヤコブの梯子」
ジェイコブは英語読みで、

旧約聖書ヘブライ語では「ヤコブ」

「ヤコブの梯子」は、

旧約聖書に登場する

ヤコブが夢で見た天から地へと伸びる梯子のこと。

 

この物語は

「突然訪れた死に対し

それに気づいて認めるまでの過程を

天使と悪魔の構図で描いた作品」だ。

 

矯正師のルイがエックハルトの言葉で

ジェイコブに語ったことが本作のテーマ。

「死を恐れて踏みとどまると

悪魔がやってくる。

穏やかな心でいれば

天使が地上から魂を解放してくれる」

 

悪魔側にいるのが

ジェジーことジェゼベル。

ヘブライ語表記のイゼベルは

新約聖書『ヨハネの黙示録』では淫婦。

ジェイコブを堕落させて虜にする役割。

肉体で誘惑したり

行かないでと踏みとどまらせようとしてくる。

思い出の写真を焼いて忘れさせて

何があっても気のせいよと言い、

そして地獄へ連れていくつもりだろう。

 

地下鉄の車内で寝ていた男には尻尾があり、

看護師のナース帽の下には悪魔みたいな角、

パーティーの冷蔵庫の中にヤギの頭や

カラスが飛び交ったりして

悪魔を連想させるものが多い。

ジェイコブを乗せたストレッチャーの行き先が

だんだん異常な風景に変わっていくのは

地獄に近づいていることを表現しており、

そこで「君はもう死んでいる」と言われても

ジェイコブは死を認めず

あと一歩のところで踏みとどまった。

 

天使側にいるのがルイやゲイブで

ジェイコブはルイのことを

智天使ケルビムと表現している。

ジェイコブを整体を通して治療したり

地獄の一歩手前から救い出してくれた。

 

ゲイブは天使ガブリエルのこと。

最後に生への執着を離れ

自分の死を受け入れたジェイコブを

天国へ導いてくれたのだ。

 

我々はこれから誰もが死を経験する。

突然の死に直面した時、

愛したものすべてに執着するだろう。

やり残したことを悔いるし

死にたくないと抵抗もするだろう。

しかし穏やかな心で

死を受け入れることができれば

人は誰もが天国へ行けるのかもしれない――。

 

伏線解説

【カミュ『異邦人』】

地下鉄で目を覚ましたジェイコブが

持っている本がカミュの『異邦人』

  • カミュの『異邦人』は主人公ムルソーが太陽の眩しさを理由にアラビア人を殺し、死刑判決を受けたのちも幸福であると確信するという不条理をテーマにした小説。これから起こる不条理な世界への示唆と受け取れる。後にジェジーと同棲中のアパートのジェイコブの部屋でも『異邦人』が映る。

 

【麻薬の広告】

地下鉄の車内広告に

「麻薬は地獄 今ならまだ立ち直れる」

と麻薬を警告する広告がある。

  • 覚醒剤ラダーの存在を示唆。

 

【尾行する科学者】

暴走車が襲って来た時に

「危ない!」と叫ぶ男。

ポールと会ったバーにも姿を見せ

車の爆発から守ろうとしてくれた。

  • 彼が軍の科学者マイケルで、ずっとジェイコブを尾行していた。

 

【手相占い】

黒人の占い師が

ジェイコブの手相を見て

「あなたもう死んでるわ」と言う。

  • ジェイコブが死んでいる(もうすぐ死ぬ)というわかりやすい伏線その1。

 

【氷水に浸けられる】

寒気がするというジェイコブを

水風呂に浸けて

氷を大量に入れられる。

  • 氷水に浸かることはキリスト教徒の洗礼。罪を洗い清める儀式で、洗礼とは死を意味する。死への伏線。

 

【寒い=死者】

気づいたらサラと寝ている場面。

「寒い」と言うジェイコブと

「寒くないわ」と言うサラ。

そこにやって来たゲイブも「寒い」と言う。

  • 死んだ人間(これから死ぬ人間)が寒いと言っているのは暗示的。

 

【ジェジーの歯】

悪魔の本を読みふけっているジェイコブに

ジェジーが怒って

「聞こえてるんでしょ!誰もいないの!?」

と言う場面で

口の中に小さな歯がある。

  • ほんの一瞬のシーンだが、ジェジーの異様な悪魔の姿が示される。

 

【死の宣告】

ストレッチャーで運ばれた先で医師から

「君はもう死んだんだよ」と言われる。

  • わかりやすい伏線その2。

 

その他の小ネタ。

ジェイコブが1セント硬貨(ペニー)を拾おうとすると

ペニーが手から逃れるように飛び、

エンジンをかけたポールの車が爆発する。
「道に落ちているペニーを拾うと1日幸運」

という意味を逆にしたもの。
 

ジェジーやサラがやけに

ジェイコブの背中を触るシーンがある。

矯正師ルイも背中を治療し

政府の車から逃げたときも

背中を痛めて動けなくなった。

痛みから逃れるならこちらにおいでと

手招きしているのだろうか?

 

アメリカ陸軍の

名誉除隊証明書はミスリード。

そうであってほしいという

ジェイコブの願望が形になっている。

その後の⑨ゲイブの

早く帰って来てという手紙

これが夢であるという伏線。

ゲイブはジェイコブが

ベトナムに行く前に死亡しているため。

 

 

欠点や疑問など

  • 夢オチネタなので結末が読まれやすい。とくに占い師の「もう死んでる」発言は、伏線としてわかりやすすぎる。

  • 点滅の激しい場面があるのでポケモンフラッシュに注意。

  • 聖書にちなんだネタが多く、日本人には理解が難しい。

  • ジェジー自体は存在するのか?ということに関して。メイキングによれば脚本家が「ジェジーはジェイコブが郵便局で夢想した誰かなのかもしれない」と言っており、死の間際に性衝動が強くなって現れた幻影という話をしていた。ジェジー役のエリザベス・ペーニャも、ジェジーはジェイコブが今まで会った女性の理想像という解釈をしている。つまり実在しない架空の存在。

  • 未公開シーンについて解説。13分ほどある。マイケルから解毒剤を飲ませてもらったジェイコブは体が動かなくなり、天井を突き破って化物が迫ってくるという幻覚に襲われる。これで悪魔は消えたかと思われたが、駅のトイレで隣の個室から「Dreamer(夢だ)」と聞こえて驚いて隣のドアを開けたが誰もいなかった。ブルックリンの自宅で待っているとジェジーが登場。「終わりよ」と言って悪魔の姿を現す。頭をシェイクしている布を取るとジェイコブの顔が!ジェジーも悪魔の幻覚もその正体は自分が作り出したものだった。――というものです。本編でサラが見舞いに来た時にどこからか聞こえた「Dreamer」の正体ははっきりしない。ちなみにさらにカットしたシーンがあり、トイレの後で再びマイケルに会いに行くと地下の実験室のキャビネットで殺されたマイケルの頭部を見つけるらしい……。

  • 欠点というか実は俺、最初『ジェイコブ・ラダー』と読んでいた。正しくは『ジェイコブ・ラダー』ですね。SNSでも間違っている人をよく見かけますから注意。

 

名場面・名台詞

背中を打って病院に運ばれたジェイコブ。

矯正師のルイがジェイコブを連れ出して

治療したあとにこう言葉をかける。

ルイ「エックハルトを読んだことがあるか?」

ジェイコブ「いや……」

ルイ「それでよく博士号が取れたもんだ」

 

<中略>

 

ルイ「エックハルトも地獄を見た。そしてこう言っている。地獄で焼かれるものは、人間の生と繋がっている部分だ。思い出とか愛着とか、すべて焼き尽くされる。でも罰するためではなく魂を自由にするためだ。――エックハルトによると、人が死ぬのを恐れて踏みとどまってると、悪魔が命を奪いにやってくる。だが、穏やかな心でいれば悪魔は天使となって地上から人を解き放つ。心の持ち方ひとつなんだ。だから心配いらん。いいね」

 

<中略>

 

ルイ「じゃ、ひとつ試してみよう。ちゃんと立てるかどうか」

ジェイコブ「自分一人で?」

ルイ「うん、できるさ。おもいきって試してごらん。足を出して」

 

 そっと歩き出すジェイコブ。

 

ルイ「出来るじゃないか。いいぞ、もう一歩。ほら歩ける。……おめでとう!(ハレルヤ!)」

 

ブルックリンの自宅。

眠ってしまったジェイコブがふと階段を見ると

死んだはずのゲイブがいる。

ゲイブ「パパ……大丈夫だよ、パパ、上に行こう。……おいでよ」

 

ジェイコブの手を握り、ゲイブに導かれるように階段を昇ると光に包まれる。

場面は変わって野戦病院。軍医が患者の死亡を確認。

 

軍医A「……死んだ」

軍医B「平和な死に顔だな。苦しい戦闘だったろう」

軍医C「すみません、名前は?」

軍医A「シンガーだ。ジェイコブ・シンガー」

 

 

 

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まとめた記事です。
 
 
評価(10点満点)
『タイトル』(公開年)主要キャスト
※タイトルを選ぶと感想のリンク先につながります。
 
10点
『時をかける少女』(2006年)仲里依紗、石田卓也
『オーロラの彼方へ』(2000年)デニス・クエイド、ジム・カヴィーゼル
『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)コン・ユ、キム・スアン
 
 
9.5点
『シックス・センス』(1999年)ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント
『アイデンティティー』(2003年)ジョン・キューザック、レイ・リオッタ
『情婦』(1957年)タイロン・パワー、マレーネ・ディートリッヒ
 
 
9点
『ベイマックス』(2014年)ライアン・ポッター、スコット・アツィット
『ゲーム』(1997年)マイケル・ダグラス、ショーン・ペン
『アフタースクール』(2008年)大泉洋、堺雅人
『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年)濱田岳、瑛太
『殺人の告白』(2012年)チョン・ジェヨン、パク・シフ
『いま、会いにゆきます』(2004年)竹内結子、中村獅童
『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア
 
 
8.5点
『イニシエーション・ラブ』(2015年)松田翔太、前田敦子
『サマータイムマシン・ブルース』(2005年)瑛太、上野樹里
『サスペリアPART2』(1975年)デヴィッド・ヘミングス、ダリア・ニコロディ
『search/サーチ』(2018年)ジョン・チョー、ミシュエル・ラー
『7番房の奇跡』(2013年)リュ・スンリョン、カル・ソウォン
『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2020年)カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョン
 
 
8点
『テキサスの五人の仲間』(1965年)ヘンリー・フォンダ、ジョアン・ウッドワード
『ピエロがお前を嘲笑う』(2014年)トム・シリング、エリアス・ムバレク
『シャッターアイランド』(2010年)レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ
『キサラギ』(2007年)小栗旬、ユースケ・サンタマリア
『十二人の怒れる男』(1957年)ヘンリー・フォンダ、リー・J・コッブ
『閉ざされた森』(2003年)ジョン・トラボルタ、コニー・ニールセン
『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』(2003年)ケビン・スペイシー、ケイト・ウィンスレット
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)福士蒼汰、小松菜奈
『ロスト・ボディ』(2012年)ホセ・コロナド、ウーゴ・シルバ
『インビジブル・ゲスト -悪魔の証明-』(2016年)マリオ・カサス、アナ・ワヘネル
『ボディ・ハント』(2012年)ジェニファー・ローレンス、マックス・シエリオット
『デジャヴ』(2006年)デンゼル・ワシントン、ポーラ・パットン
 
 
7.5点
『ユージュアル・サスペクツ』(1995年)ケヴィン・スペイシー、ガブリエル・バーン
『ファイト・クラブ』(1999年)エドワード・ノートン、ブラッド・ピット
『サイコ』(1960年)アンソニー・パーキンス、ジャネット・リー
『下妻物語』(2004年)深田恭子、土屋アンナ
『真実の行方』(1996年)リチャード・ギア、エドワード・ノートン
『母なる証明』(2009年)キム・ヘジャ、ウォンビン
『女神は二度微笑む』(2012年)ヴィディヤー・バーラン、パランブラト・チャテルジー
『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年)藤原竜也、伊藤英明
『ジェーン・ドウの解剖』(2016年)エミール・ハーシュ、ブライアン・コックス
『がっこうぐらし!』(2019年)阿部菜々実、長月翠
『#生きている』(2020年)ユ・アイン、パク・シネ
『ジェイコブス・ラダー』(1990年)ティム・ロビンス、エリザベス・ペーニャ
 
 
7点
『ショーシャンクの空に』(1994年)ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン
『忘れないと誓ったぼくがいた』(2015年)村上虹郎、早見あかり
『プレステージ』(2006年)ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール
『インセプション』(2010年)レオナルド・ディカプリオ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット
『マッチスティック・メン』(2003年)ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル
『スイミング・プール』(2003年)シャーロット・ランプリング、リュディヴィーヌ・サニエ
『あさひなぐ』(2017年)西野七瀬、白石麻衣
『手紙は憶えている』(2015年)クリストファー・プラマー、マーティン・ランドー
『嵐の中で』(2018年)アドリアーノ・ウガルテ、チノ・ダリン
『ロフト -完全なる嘘-』(2010年)バリー・アトスマ、フェジャ・ファン・フェット
『ドント・ブリーズ2』(2021年)スティーヴン・ラング、マデリン・グレイス
『ザ・ハント』(2020年)ベティ・ギルピン、ヒラリー・スワンク
 
 
6.5点
『エスター』(2009年)ヴェラ・ファーミガ、イザベル・ファーマン
『オールド・ボーイ』(2003年)チェ・ミンシク、カン・ヘジョン
『ドント・ブリーズ』(2016年)ジェーン・レヴィ、スティーヴン・ラング
『殺人の追憶』(2003年)ソン・ガンホ、キム・サンギョン
 
 

伏線回収まとめ(★はとくに巧妙なもの)

●言葉の伏線
★『ゴースト/ニューヨークの幻』 Ditto.(同じく)
★『新感染ファイナル・エクスプレス』 アロハオエ
★『プレステージ』 (結び方が)「わからない」
★『ベイマックス』 「ベイマックスもう大丈夫だよ」
『アフタースクール』 「お父さん、まだいないです」
『サマータイムマシン・ブルース』 「ツーペア」
『情婦』 「溺れる者はカミソリの刃でもつかむ」
『殺人の告白』 第14代大統領選の速報
『キサラギ』 「命より大切な宝物です」
『閉ざされた森』 「話のつじつまさえ合っていればいい」
『マッチスティック・メン』 「騙す相手には絶対騙されるな」
 
●映像の伏線
★『ソウ』 最前列
★『サスペリアPART2』 消えた絵の手掛り
★『いま、会いにゆきます』 澪の服装
★『アイデンティティー』 窓の外の人影
『ユージュアル・サスペクツ』 KOBAYASHI
『ピエロがお前を嘲笑う』 角砂糖のマジック
『アヒルと鴨のコインロッカー』 動物園の写真
『インセプション』 結婚指輪
『search/サーチ』 メモ「親が警官、マーゴットを好き」
『デジャヴ』 「U CaN sAVe heR(お前は彼女を救える)」
『イニシエーション・ラブ』 劇団のチラシ

『新感染半島ファイナル・ステージ』 ガラスの向こうの感染者

『7番房の奇跡』 有刺鉄線に引っかかった黄色い風船

『女神は二度微笑む』 テロ現場にいた男

 
●状況・人物・設定の伏線
★『ゲーム』 48歳の誕生日
★『シックス・センス』 すれ違う会話
★『テキサスの五人の仲間』 邦題
『オーロラの彼方へ』 タバコ
『シャッターアイランド』 シーアン医師
『ファイト・クラブ』 「僕」の名前
『真実の行方』 首の怪我
『時をかける少女』 白梅二椿菊図
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』 愛美の涙
『ドント・ブリーズ』 捨てたバール
『ショーシャンクの空に』 ロックハンマー
『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』 ビニール袋の指紋
『ロスト・ボディ』 8時間後
『ボディ・ハント』 転送電話
『母なる証明』 嫌なことを忘れるツボ
『手紙は憶えている』 正確な射撃
『エスター』 歯医者嫌い
『オールド・ボーイ』 見覚えのある顔
 

4月13日、

嬉しいニュースが飛び込んで来た。

 

 

元アイドル「26時のマスカレイド」で

現在は声優&ソロシンガーとして活躍中の

来栖りんさんがラブライブ!シリーズ

「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」で

新入生の安養寺姫芽役を務めることがわかった。

同じグループに元乃木坂46の

佐々木琴子さんもいるから、

俺の大好きな蓮ノ空で

こういう形で共演するという展開もすごく嬉しい。

 

虹ヶ咲やLiella!も大人数になってきて

正直最初は蓮ノ空も増えることに

否定的な気持ちもありました。

(個人的には7人くらいがいいので……)

しかーし!

来栖りんちゃんが来てくれるなら大歓迎さ。

 

 

 

しかしリンクラは

1年ずつリアルに進級していくとなると

3年生の3人は今年いっぱいで卒業か。

それはそれで寂しい……。

 

 

14日は公式生放送で自己紹介。

「来栖さん」と呼ばれて

恐縮してたのが面白かった。

(芸歴は長いからねぇ)