19世紀半ば
ヨーロッパ系移民によって
発展した街
ネイピア
(Napier)
ところが
1931年
2月3日
街は一変する
ホークスベイ地震
街の大半の建物が
崩壊・焼失
震災後
地盤が
最大4メートル上昇し
かつての沼地が
住宅地・耕作地として
利用されるようになり
街の復興は
当時
流行していた
「アールデコ様式」に
統一され
「アールデコ様式の街」
ネイピア
誕生
アールデコ
(Art Déco)
1910〜30年代にかけて
パリを中心に栄えた
装飾様式
曲線の
アールヌーボー
に対し
実用的で
直線的なデザインを
特徴とする
毎年2月に行われる
アールデコ祭
ビンテージカー・パレードでは
数百台に及ぶ
ビンテージカーが
集結するそうだ
5日間に及ぶ
ビッグイベント
2019年
2月13日〜17日
街中アールデコスタイルの
ファッションで
身をまとった人々で
溢れるらしい
街中の
交差点にある
建築物の角が取り除かれ
交通事故防止の為
運転席から
歩行者が見えやすいよう
工夫されている
通りの名前も
アールデコ様式文字
アールデコ祭りを
祝い
楽しむ
震災を乗り越え
この街は
「最もアールデコ様式建築物が
保存されている街」として
名を馳せている
今年
このお祭りは
30周年を
迎えたそうだ
先代に
感謝の意を表して
<追記>
この街で
パルプ事業を始めた
日本企業がある
王子製紙
王子製紙グループに属する
衛生用紙メーカー
王子ネピア株式会社
そう
ティッシュペーパーなどで有名な
ネピア(Nepia)
である
ネピア(ブランド名)は
この街
ネイピアに
由来するのだそう
街の周辺の山々は
植林され
緑が
美しい
しかし
伐採後
山は見るも痛々しい姿に変貌する
一人
一枚
余分に
使った
紙製品
世界で
76億枚分の
木が
消えていく
1週間程
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