馬場桜佑のブログ
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もう音楽やめます〜の母校と大切な話

もう音楽やめよ!
あと何年音楽出来るかな!

っていつも思いながら、気がつけば大学を卒業してからプロとして音楽をやり出して食いっぱぐれることなく15年くらい経ちました。

もう音楽やめますってほんとに口に出しそうになったこともありました。




「自分の力だけでやったるぞい!」

って気持ちが強くてプロフィールなどに出身大学を載せることなく活動してきたワタクシでございますが、去年から母校に東京音大の同級生とトロンボーン2本+ピアノという、なんだか原点に戻ったような形でライブを始めてみました。


大学4年生の時の写真
(左)ぼく、(右)同級生小篠さん



ご覧の通り小篠さん(通称:コシちゃん)はギャルでした。

というのは冗談で
4年間音楽よりも一生懸命やったバスケサークルの活動でギャルにギャルメイクしてもらった時の写真。

入学試験の順位こそコシちゃんと俺も1位2位で入った(らしい)けど、入学後フラフラ遊びまくっていて優秀な学生ではなかった4年間。

卒業の時は同級生の中でもケツから数え方が早いの成績になってました。




そして、直後に卒業しこれからの進路を考える時期が来るのですが

「何もないのに根拠のない自信だけはある!俺はプロになれるぜ!」

という若者の一番危険なパターンで、僕はプロとして活動を迎えるのでした。




馬場はご存知の通りポップス、コシちゃんはクラシックと各々の道へと進むわけですが、無いようであるジャンルの垣根で卒業後15年間ほぼ一緒に演奏することなく去年を迎えたました。

そんな成績劣等生がいかにして、ドームや武道館など大きいステージに立たせて頂いたり、テレビに出たり、CMに出たり出来るようになるまでのストーリーはまたの機会に。

※無の4年間(遊びほうけた4年間)を取り戻すために、音楽もお仕事のやり方もかなり勉強をしたのは紛れもないです!



やめる人や違う音楽の職業に就く人も多い中、15年間もよくやってきたよね。
お互い別々の道で、しかも、第一線とはわからないけどこうやって人前に出る職業で。


※5年前くらいに久々な再会した時の写真。

パーマしとるやん。



そんな大学時代は四六時中一緒にいたけど、卒業後は特に一緒に演奏することもなかった2人


それがなぜか昨年の頭くらいに思い立って

「何か一緒に演奏してみようよ!」

って連絡して誘ってみました。

二つ返事で

「いいよー」

と返事をもらい、トントンと話が進み2021年の4月22日に初ライブを開催。



ライブの曲調も原点回帰で不慣れなクラシックを中心にやりましたが、思わぬ反響を頂きました。

それをきっかけにまた僕が調子に乗ってしまい、

半年に1回のペースでライブをやることに決め、

今年の4月6日で無事3回目を迎えた小篠亮介×馬場桜佑のライブ


※3回目はピアノ綾美ちゃんに加えパーカッションで峯ちゃんも!






さてさて、

長い前置きでしたが

ここからが今日のブログの本題。


2回目のライブ(2021年11月11日)の時にクラシック風味のオリジナル曲、

1111(イチイチイチイチ)

という曲を書いたのですが、とても好評を頂きました。
曲のタイトルは11月11日に初演したことと、1という始まりの数字が僕らの音楽生活の始まりを思い出させるということ、そしてゾロ目はエンジェルナンバーね幸運をもたらしてくれるらしいので必死の神頼みの気持ち(うそうそ)で「1111」にしました。


曲を書いてる最中、

大学時代のこととか卒業してからのこととか走馬灯のように蘇って、お互いが15年間別々の場所でイバラの道を歩いてきて、今こうやって一緒に演奏出来てるのって奇跡に近いんだなって改めて思ったんです。

(僕なんか特に、周りから見るとたぶん、今にでもやめてしまいそうな根拠のない自信のイタイ奴だったわけで。笑)

そんなイバラの道で運良く身につけた曲作りという技術。これは周りに優秀な曲書きが多い環境がよかった。



そんな1つ1つの軌跡が生んだ奇跡(うまいこと言ったつもり)をどう伝えたら良いかわからないけど、

「この2人が初めて会ってから約20年のドラマを何か形に残したいな」

と思ったんです。





そこで決意しました!!!

 



「1111」(イチイチイチイチ)

のMV撮ります!





場所は母校

東京音楽大学のA館のホール




実は僕らが学生だったときにピンポイントで大学の建て替え中で、A館もホールも無かったんです。

思えば2年生の頃に建て替え工事が始まって、狭い校舎に追いやられて過ごした大学時代のほとんど。
(バスケばっかしてたけど)

そして卒業翌年に完成したA館とホール。

悲しくも、ぼくらは新しい校舎に一歩も足を踏み入れることなく卒業してしまった残念な学年でした。

僕らがギリギリ立つことが出来なかったそのホール

15年の時を経て

「大学も変わったけど俺らもこんなに変わったんだぞ」

って意味であの立たなかったホールでMVを撮りたいなって思ったんです。




思い立ったらすぐ行動がモットーで、4月のライブが終わった直後からかけずり回って、太い繋がりの人を見つけようと色んな人を辿って辿って、沢山の方にお世話になりました。

がしかし、結構ホール借りるのが難しくて、それでも粘って粘って、ようやく終わりが見えてきました。

お陰様で大学の関係の方とも結構繋がれました。
ありがたや。


まだ細かいことは決定してないのだけど、

1111のMVを東京音楽大学のA館ホールで撮ります!

言霊にしてやり遂げます!



大学関係者と繋いで下さった方々、お偉い方々、MVを撮る勇気をくれたファンの方々、今回は今まで以上に色んな人のパワーの詰まった今回のMVになりそうです。

そして、これを撮影出来たら、自分自身の成長ももちろん感じられると思うし、高い学費を払って音大に入れてくれた親もMV見て喜んでくれると思う。



さあ、

僕らは果たして東京音楽大学A館ホールで撮影することが本当に出来るのでしょうか?
(本当にまだ決定ではないからね)


明暗はまだわかりませんが、

無事撮影して公開されるのを楽しみにして頂けたら嬉しいです。わくわく。


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