本日、私は草むしりに

精を出すことにいたしました。

 

いや、こういう時

体を動かすのが吉かな、と。

 

引っ越し以来、本来ならば

見目軽やかな花々を植えて

前庭に彩りを添えるべき

花壇の一つを

わが夫(英国人)が占有し

『苗木養成所』として

活用していたのですが

(見た目に華がないことこの上なし)

どうやらこの間の冬で

夫の植林活動は一段落したらしく

「あそこ、今後は君の好きなように

使ってくれていいですよ」

 

木を植えた男 木を植えた男
 
Amazon

 

あら嬉しい、じゃあお言葉に甘えて

バラを植えようかしら、それとも

チューリップ花壇を増やしちゃおうかしら。

 

しかしまずその前に私はこの雑草どもを

引き抜かないといけない、という。

 

 

群生する黄色い花は

美しいといえば美しいんですけどね。

 

そろそろどうにかしないと

手が付けられなくなっちゃいますからね。

 

数時間後、わが奮闘の結果がこちらです。

 

 

左手前に残っているのは

わが夫の愛児、シカモア(Sycamore、

セイヨウカジカエデ)苗木の居残り組。

 

雑草扱いして抜いてしまっても

構いませんよ、という話だったのですが

実際にこう元気に背丈を伸ばしているのを見たら

つい手が止まってしまいまして。

 

この子達は半年後に

夫の実家の裏庭に植え替えられる予定です。

 

右手奥にいるのはバラの再起組で

これはどういう子たちかと申しますと

誰かにバラの花束をいただくじゃございませんか、

そうした花をしばらく花瓶に飾り

花が萎れたところで適当に上下を切り

土にさしておくとアラ不思議、

運が良ければ根っこが生えて

バラの苗木として再生するのでございます。

 

この子達も冬になったら

鉢か他の花壇に移植の予定。

 

右手奥中央寄りで

葉をかさばらせているのは

まさかのブラックベリー君で

「・・・夫よ、この子、君が植えたのか?」

 

 

「いいえ。きっとどこかから

種が飛んできて大きくなったんでしょう」

 

「そうか。じゃあこの子は

雑草ってことで引き抜いちゃっていいな」

 

「・・・それはもったいない。

秋に移植しますから

それまでここに居候させてあげてください」

 

片づけという名の船は

船頭が二人いると間違いなく

山に乗り上げますよね。

 

ともあれ私は

これからここに新しい土を入れ

(土はモグラ塚の土砂を再利用の予定)

最終的にはロベリアを植える予定です。

 

うまくいけばシカモアとバラの周囲を

もこもことロベリアが囲む

メルヘンチック(和製英語兼独語)な花壇が

7月頃に出来上がる見通しです。

 

さて、どうなることでしょう。

 

 

 

草むしり中、土の下の

ミミズ狙いでニワトリが集まり、

同時に私のナデナデ狙いで

白黒猫が寄ってきて

・・・我々はできそこないの

ブレーメンの音楽隊か、と

 

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