エロさが全面に押し出されたストーリー、コメディな演出、俳優さん達の抜群な演技力が見事にミックスされた最高のセクシーコメディ時代劇となっていました。
映画タイトルの「のみとり」とは、表向きは猫ののみとり業ですが、その実態は欲求不満な女性に身体を売る男娼の仕事となっています。
饅頭を売り歩きながら商売する娼婦の男性バージョンです。
女性は男娼を買うほどに欲求不満なわけですが、主人公の小林寛之進が関わる女性たちは、いずれも見事なほどの演技力で欲求不満な様子を表現していました。
この映画はR15ですが、この雰囲気のエロさはR18レベルだと思いました。
そして、ディープキスはもちろん、胸を露出するシーンや身体中を舐めまわされるシーンもあり、とにかくエロの宝庫であり、R15にも関わらず、顔が赤面するのをとめられませんでした。
体当たり演技をたくさんした女性陣には脱帽ものです。
そして、このエロさを中和してくれるのがコメディ要素です。
このコメディ要素がなければただのセクシー時代劇になるところでした。
主人公のエロテクニックを学ぶシーンなどにエロとともにコメディ要素を盛り込んで大爆笑できるようにしています。
他にも、前田敦子さん演じる「おちえ」が、旦那の浮気を疑って旦那のぺニスにうどん粉を塗りたくるという驚愕の大爆笑浮気防止システムを考案してエロさと笑いを同時に提供してくれています。
しかも、うどん粉にこっそりと塩を混ぜており、旦那のぺニスに塗ったうどん粉を舐めて塩が入っていない事から旦那がずる賢く浮気をしている事を見破るシーンまであります。
エロとコメディが融合した本当に面白い映画なのでオススメです。