イランにはゾロアスター教という信者がいる
特にヤズドと呼ばれる町に住んでおり、ゾロアスター教に関連したものが多いのだ
その一つに沈黙の塔がある
沈黙・・・ つまり亡くなった人を葬るために使用された岩山の塔なのだ
ゾロアスター教の人たちは火、水、土を神聖なものとみなしている為に
それらを汚すこととなる火葬や土葬をしなかった
それで遺体を鳥葬場に安置して、鳥に遺体を食べさせるままに放置し
骨が乾燥したら土に埋める。という方法をとっていた
その沈黙の塔が↓
丘の上に円筒の建物があるのが解かりますか?
シンプルな造りで、壁があるだけ、屋根は無いのです
だって、空中から鳥がこの場所に降りて来るためなんですもん
ゾロアスター教の寺院も興味深い、訪問したのはアーテシュキャデ(拝火神殿)
アーテシュキャデとは「火の家」という意味がある
ここにはゾロアスターのシンボル「聖なる火」が祀られており5世紀後半から
絶やされる事無く1500年以上も燃やし続けている
神殿正面上部にはゾロアスター教の善なる神「アフラ・マズダ」の像があるが
翼があり輪(平和を意味)で飾られている
ゾロアスターのシンボル的な神様らしい
世界中にはいろんな宗教、そして埋葬方法、崇拝方法があり
人間の多様性を知らされますよね
だから、旅って面白いのだと思う
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