シリアは旧約聖書と深く係わっている地域で興味深いです
パルミラ遺跡のベル神殿を訪れる時、ソロモン王の失敗を思い出します
ベル神殿とはバビロンの守護神でヘブライ語でバアル
つまり バアル神殿 なんです ← 聖書に登場する偽りの神
それもそのはず、バアルの崇拝方法は現在の私達でも受け入れ難いと思う
このベル神(バアル)はシリア、カナンでは農耕の神であり、豊穣の神とされていた
春にはベルを祝う祭りが盛大に行われていたが、その奉納の儀式が・・・
男性と女性の性交を劇にして再現し、奉納されていた Σ(゚д゚;)
これは、バール神とその妻アシタロデ神の性交によって、農作物の豊穣が
もたらされているとの考えられていたからです
やがて神殿男娼、神殿娼婦を生むようになるのです
この時代、ベル神(バアル)はこの地域全土の最高神であり、各地に
ベル神殿が建てられていきました ↓
(正面から撮影)
(裏から撮影)
さてソロモン王の話に戻りますが、イスラエルの賢い良い王でしたが
多くの異国の女性を妻として迎えました
異教徒の妻たちの圧力に負けて、ベル神をも崇拝するようになります
そして、人々を残酷に扱う圧制者として変化していくのです
美しい女性は罠になっちゃうのね~
そっか、だからシリアでは添てんはモテなかったんだ ← 違うと思う(天の声)
ここのベル神殿は、4世紀頃はキリストの教会、その後はモスクとして
用いられてきたというから、歴史は本当に興味深いですね
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