マサダは、四方を絶壁に囲まれた難攻不落の要塞だったところ
ユダヤ王家により紀元前から造られはじめ、ヘロデ大王が
離宮兼要塞として大規模改修を行った場所だ
ヘロデ王って、救世主キリストの誕生を恐れて二歳以下の幼児を殺害命令を
下した王で有名だ ( マタイ2: 16-18 )
マサダとはアラブ語で、要塞とか砦などの意味があるという
レプリカを見ても難攻不落の場所であったことが分かる
ここにヘロデは凝った宮殿を創ったようだ
当時はマサダを訪れるのは大変だったろうが、現在はロープウエイで
ピューンと一っ跳びでマサダまで行ける
健脚な人はジクザク道を歩いて上る事も出来る
ヘロデ王は贅沢な宮殿を建てた
プールやサウナ施設もあり、部屋には壁画やモザイクもあった
食糧貯蔵庫も兵舎や作業場も作り、一つの町のようだった
難攻不落マサダにローマ軍が侵略してきた
西暦70年にエルサレムがローマ軍に陥落されたが、マサダに逃れ
この砦に立てこもった
ローマ軍は兵糧攻めをしたり、3万人の大群をもってしても
マサダを落とすことが出来なかったのである
ローマ軍は砦の頂上に向って土を盛り上げて、通路を造ろうと考えた
ローマ軍が砦の中に入ってきたならばユダヤ側に勝ち目はない
ユダヤ人は負けを覚悟し、生きるより死を選ぶのだ
ヘロデ王は出来上がった宮殿を1度も使うことなく、この世を去った
戦いの後は廃墟となり人々から忘れ去られてしまった
再発見したのはアメリカ人の学者だったという
マサダも聖書の予言通に関係した場所なのだという
高台から眺める死海、ヨルダンの山々が見える眺めは
ヘロデ王のお気に入りの景色だったのだろうか・・・
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