アマゾンから国内添乗の本を出版しようかと
書き始めたものだけれど、途中で挫折しました。
折角書き始めたのだから、ブログで紹介して
しようと思いましたよー。
1回目から ↓ 読んでね
新幹線を利用しての集合の場合、一部を除いて
お客様の集合は東京駅となる。
新幹線利用ツアーの各社の混乱を避けるために
各旅行会社の集合場所が違うようだ。
例えば、A社とB社は東京駅日本橋口、
C社とD社は東京駅八重洲北口というような
取り決めがあるようだ。
国内は新幹線出発の30分ほど前が集合時間締切り。
受付は1時間前から始めます。
午前中の早めの出発時間に地方へ出発するツアーは多いので、
旅行会社によっては「ヘルプ」と呼ばれている人たちが
お客様のご案内や整理整頓などをしているようだよ。
「ヘルプ」には重要な役割があって、万が一添乗員が何かの
トラブルに巻き込まれて集合時間に合わない場合に、
一時的に添乗員の代わりにお客さまを現地まで送り届ける。
という仕事も担っているようだ。
海外と違って直ぐに代替えを立てられるのは
お客さまにとっても安心できるシステムだと思う。
(イメージ)
初めての国内添乗の時、添てんは添乗員スタンバイの
1時間以上前から東京駅に到着して東京駅の下見を
完了していた。
新幹線の入り口やホーム、入場する方法なども
駅員さんに確認を取ってから集合場所に向かった。
添乗生活が長いせいだろうか。
お客様を迎える前に確認できるところは
しておく習慣が身に付いている。
余裕を持って行動するのは大人としても
当たり前のことだと思う。
東京駅の集合場所に到着すると、
そこはお祭り広場のように大群衆が
うごめいているような状態だった。
看板を持った添乗員達が壁伝いに立っていた。
「ヘルプ」らしき人に声をかける。
「おはようございます。〇〇〇ツアーに添乗する
添乗員の添てんです」と挨拶すると。
「あらっ、あなたお客さんかと思ったわ」
と、ひと言いいはなし、添てんのツアー番号を
確認してから色んな指示が飛ばされた。
お客様の集合時間の30分前になったら、あの場所に立つこと。
立ち位置が少しもずれてはいけないし、早めに立っても行けない。
その際の服装や看板の持ち方など細かい点まで指示が飛ぶし、
チェックが入る。
新幹線に行くまでの経路も細かく指示されるのだが、
添てんは確認済みである。
マニュアルがあるのだろう。
細かい指示通りに動かないとダメのようだ。
そのチェックの仕方は、まるで校則が厳しい学校の
風紀員のような問い詰め方だったわ。
風紀員が校則とは違う服装の生徒を先生にチクるように
「ヘルプ」の人たちがダメ添乗員と思ったら旅行会社に
チクるのではないかと思うほどの口調だった。
ずいぶんと低レベルに扱われたのだと思う。
昨日今日に添乗を始めた新人に対しての話し方だとしても、
ちょっと残念な物言いだと思った。
まさに風紀員!!
添乗員を監視している仕事なのかもしれない。と思った。
コロナ禍では、受付時に行わなければならない
仕事がたくさんある。
お客様の体調を管理した回答書を受けり、
熱を測りツアー中に熱が出た場合の
離団の確認も行う。
しかも、お客様お1人、お1人。
ある時、お客様の人数が多かった。
お客様をお一人、お一人、と確認していくのでは、
新幹線に間に合わないと思い、予定より早く受付を
始めたい「ヘルプ」に伝えたところ、怒られた。
「それじゃあ困るんです!!!
10分でも早く受付を始めたいならば、
会社を通して事前申請してもらわないと!
だから海外添乗員は何も知らなくて困るのよ」と。
お客様も集合時間より早く、すでに来ているはず。
でも、そのように支持が飛んだから逆らえない。
ダメ添乗員とレッテルを貼られてチクられそうだから
国内添乗は国際線の空港時の受付とは違い
カウンターが無い。
お客様にお渡しする物をバックの中に入れて取り出しながら、
受け取ったものをバックにしまいながら、検温もしながら、
いくら手があっても足りないくらいだよ～
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