Cosmos caudatus H. B. er K.
ヤサイコスモスは2000年に沖縄で見つかった新顔の帰化植物で
原産地は中央アメリカ~西印度諸島。
東南アジアにも広く帰化していて
ジャワでは若芽や葉を炒めたりサラダにして食すとのこと。
新しい帰化植物なので邦書文献も少なく画像で
紹介しているのは、「日本帰化植物写真図鑑」だけである。
ayumuの庭に居着いたヤサイコスモスは草丈180cmほどで
風が吹くとピンクの波が寄せたり返したり
その合間から見える青い海とコラボして
幻想的な絵を描てくれる。
背高のっぽのコスモスだが現地では250cmにもなるという。
花は2~3cmでジャンボな身体に似合わない可愛い花である。
花の時期があるのか無いのか年中咲いているような気がするが
さすがに師走の花は小振りである。
種子はコスモスやキバナコスモスによく似て2cm内外
先端に2~3の突起がついているが他の物に付着して
運んでもらう事はできそうもない。
ジャワでは若芽や葉を炒めたりサラダにするとのことなので
生の葉をかんでみると僅かな辛甘味とほのかな香がした。
卓上生けたら数日いやしてくれた。