「TAP THE LAST SHOW」タップが好きな方には良いけど、苦手な私にはちょっと・・・ | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「TAP THE LAST SHOW」を観てきました。

 

ストーリーは、

とある理由から大きな怪我を患い、一線を退いたタップダンサー・渡新二郎。天才の名をほしいままにしていた栄光の時代から10数年を経て、渡は足を引きずり、酒におぼれる毎日を送っていた。そんな渡が旧知の劇場支配人・毛利から「最後のショーを演出してほしい」という相談を持ちかけられる。最高の舞台で劇場を閉めたいという毛利の思いに、渋々依頼を引き受けた渡のもとに、さまざまな事情を抱えたダンサーたちが集い、タップへの思いを若きダンサーたちに託そうと決意する渡の止まった時間が再び動き出す。

というお話です。

 

 

タップダンサーの渡新二郎は、若い頃は天才ダンサーと呼ばれ、トップを走っていました。しかし、ある事故により足を怪我してしまい、タップを踏む事は出来なくなりました。その事故から既に10数年経ち、寂れた倉庫で酒を飲む毎日を過ごしている彼の前に、友人である劇場支配人の毛利が訪ねてきます。

 

 

毛利は、「復活!渡新二郎」という題名で、劇場の最後を飾るショーを開催すると話します。そして渡にもう一度やってみないかと誘います。踊る事は無理でも、演出は出来るので、やって欲しいというのです。最初は、あまり良い顔をしない渡でしたが、オーディションで沢山の若者のタップを観ている内に、その情熱が戻ってきます。

 

若いダンサーを自分と同じように鍛え上げたいと思っても、誰もが付いてこれる訳では無く、何人も挫折し、その中でも生き残った精鋭がその光を輝かせ始めます。しかし、何か足りないという渡に、もう一人、気になるダンサーを連れて来る毛利。

 

 

後から来たダンサーは、自閉症気味の青年で、問題はあるのですが、タップダンスは誰よりも才能があり、彼と一緒にいる事により、他のダンサーのレベルも上がっていきます。

 

これなら素晴らしい演出で最高の舞台が出来ると思い始めた渡でしたが、毛利の具合が悪くなり、おまけに劇場に多額の債務がある事が判明し、銀行も見放してしまいます。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

うーん、申し訳ないですが、これ、あまりにも眠くなってしまい、観ていられませんでした。本当に申し訳ないけど、私には、面白いとは思えませんでした。基本的に、私、あまりタップダンスに興味が無く、タップのテンポは嫌いでは無いのですが、それをずーっと続けられても、何も変わらないので、飽きるんです。

 

タップも、あるお話の一部分ならば良いのですが、今回、ずーっとタップの練習を続けて、その訓練風景も描いて、舞台もタップをずーっと披露するという部分が続き、もう、私、アウトでした。眠くて眠くて、酸欠で倒れそうでしたよ。

 

 

と言いながら、ある程度は観たのですが、ゴメンナサイ、私には、面白いと受け取る事は出来ませんでした。まず、落ちぶれたダンサーというのも良くあるし、酒に溺れるというのも在り来たりだし、そこへ、友人が誘いに来るのも、良くある話ですよね。

 

決まったおとぎ話を聞かされているようで、まして、出演者が、水谷さんを筆頭に、”相棒”シリーズに出演されている方々は上手いのですが、ダンサーたちは、タップダンスが出来る方を選んだからなのか、演技が下手なんです。あまりにもたどたどしくて、もう、イライラしてしまいました。

 

 

確かに、タップダンスは素晴らしかったと思います。だけど、それをずーっと流されても・・・。「座頭市」のタップのように、一瞬だけ、それをストーリーの転換に使うとか、弾みをつける為のテンポを紡ぎ出す為に入れるなら解るのですが、ずーっとやられると疲れるんです。もう、観ていられなくなるの。

 

と言いながらも、水谷さんや岸部さんはとても好きなので、観に行ってしまったのですが、うーん、辛かった。あ、そうそう、北乃きいさんが出演していて、彼女のこういう役は好きだな。気が強い女性の役よりも、こういう彼女の役の方がシックリいって、好きです。

 

 

私は、この映画、あまりお薦めは出来ません。何故なら、私が途中で少し寝てしまったからです。もー、同じテンポの繰り返しに耐えられなくて、つい、ウトウトと・・・。という訳で、タップダンスが好きで、それ目的で観に行く方は良いのですが、映画を観ようと思って行くと、眠くなるような気がします。気になったら、ぜひ、観てみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

TAP -THE LAST SHOW-|映画情報のぴあ映画生活