レオナール・フジタとランス美術館 | 博多 カルトナージュサロン Atelier Petits Bonheurs アトリエプチボヌール    

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アクロス・文化学び塾
「レオナール・フジタとランス美術館」
についてお話を聞いてきました。
レオナール・フジタ 藤田嗣治の描いた
「グラン・フォン・ブラン」
(素晴らしい深い白)と呼ばれた乳白色の
画肌に繊細な線画はいつからか、
とても魅了されています。
そのレオナール・フジタについて生い立ちから、
芸大生、渡仏、戦争時代、晩年について
一時間半という短い時間ではありますが、大変興味深く、一日中聞いていたいと
思いながら(笑)じっくり拝聴いたしました。
今年は生誕130周年を記念して、
ランス美術館展が熊本県立美術館を
皮切りに静岡、福井、広島、東京、山口、名古屋と全国を巡回するそうです。

藤田嗣治は1955年にフランスに帰化し
1959年にカトリックの洗礼を受けて
レオナール・フジタと改名したそうです。
レオナールは崇敬していたレオナルド・ダヴィンチからだそう。
亡くなる1968年までの晩年9年間のみ。

先月のトワルドジュイ展で、
会場の後半に突然フジタの絵画が
展示されていてとても驚きました。
フジタの描いた裸婦のインテリアの
カーテンの柄がジュイ柄ということと、
フジタが歳晩年を過ごしたアトリエが
ジュイ市の近郊にあり、そのアトリエには意外にも裁縫が好きだったフジタの
ミシンやジュイ生地もありジュイ柄を
好んでいたようです。

より一層レオナール・フジタに親近感が
増した一日でした。