一週間で勝手に勉強する子供に変わる、
楽しい家庭学習 母勉インストラクター
荒かずみです。


夏休み、いかがお過ごしですか?

我が家は、ときどき保育園へ行く1歳児ほっぺちゃんと
がっつり夏休み満喫の10歳にぃにと地味に過ごしています。


なぜ地味かと言いますと、特に大きなお出かけ予定もなく
学校がないだけのいつもの生活だからです(笑)


ただし、学校がない=時間があるということで、普段は
できないような習い事を短期コースで参加したり、
恒例のちびっこ博士で研究所めぐりをしています!



さて。
今日は、読書感想文のお話しです。


読書感想文が苦手なお子さんがいらっしゃる方にとって
永久保存版ですよ!


夏休みの最後の最後に残る宿題ナンバー1と言ったら、
読者感想文ではないでしょうか?
苦手なお子さん、多いですよね??



ここで、母勉初級講座や体験お茶会にご参加いただいた皆さんから、
今まで私がいただいた感想をご紹介いたします。


私がいただく感想は

「荒さんは、○○とおっしゃっていましたが、我が家の場合は、○○が
問題となっています。こういう時はどうしたら、いいでしょうか?」

「荒さんならどのように、子どもに声がけをしますか?」

「母勉の勉強法、目からウロコがおちました。早速やってみます」

「荒さんのお家で実践されていた○○の話が面白かったです!

こんな感じでいただくことが、ほとんどです。



読書感想文の書き方のコツが、ここに集約されています!


先ほどの感想をまとめてみると

チェックメールを読んで質問がある
チェック共感する部分がある
チェック好きな言葉または、文章がある

という項目になっています。


これを読書感想文に置き換えて考えていけば良いのです。

チェック本を読んで、疑問に思ったこと
チェック共感する部分、または共感出来ない部分
チェック好きな言葉や場面、または嫌いな言葉や場面

これらを書いていくと、読書感想文として成立するのです!



では実際にどのように子どもたちに書かせるのかやってみましょう!

まず書かせる前に、ワークシートを作ります。

1.この本をなぜ、選んだのか
2.主人公に質問したいことは何か
3.自分と同じなのはどこか、または、自分と違うのはどこか
4.この本を読んで、好きな言葉や場面、または、嫌いな言葉や嫌な場面はどこか
5.主人公が友達だとしたら、どんなことを言ってあげたいか

この5つに沿って書いていくと、立派な感想文ができあがります。

低学年に書かせる場合は、ここから1と5の項目の他に、
もう一つ項目を選び、3つの構成で書かせると良いでしょう。

この時、1と5については、必ず書かせます
なぜなら、1が書き出しの序文、5はまとめの文章になるからです。

1の質問は、出来るだけ本を読む前に聞いた方が有効です。
その方が、最初の印象と読んだ後の印象のギャップがあり、
おもしろい感想文になるからです。

5のまとめの文章は、主人公に向けてのメッセージを書かせます。

ここでお母さんたちがやりがちなのは、「まとめの文書を書いて」と
言ってしまうことです。

そもそも、子どもはまとめの文章がわかりません。

ですから、そう言われると
「また読みたいです」
「○○みたいにがんばります」
というおもしろくないワンパターンの言葉しか出てきません。

それを防ぐために、主人公へのメッセージを書いてもらいます。


また書かせる前に、書く文字数のおおよその配分をお母さんが
決めてあげることも必要です。

例えば、400字詰め原稿用紙1枚に書かせるのなら、
1の項目を120字、2の項目を120字、5の文を160字ぐらいに
なるようにあらかじめ原稿用紙に印をつけておきます

すると子どもは「ここまで書いたら、次のこを書かなければならないんだ」
という目安がハッキリわかるので、ダラダラと書かなくなります。


野口英世について感想文を書く場合、
「1と2と5の項目について書いて」
とお子さんに伝えてみてください。

これだけでは、なかなか書き出せないお子さんには、
1の項目に対しては
「この本を最初に見たとき何が見えた?」
「野口英世は、なんの仕事をしている人だと思った?」

5の項目に対しては
「野口英世と友達だったら、どんなことを言いたい?」
と問いかけていきます。

「ワークシートなんて使うのは、ズルじゃないの?」
と思った方、ちょっと考えてみてください!

もしみなさんが、
「人生について書いてください」と
言われるのと、
「社会人となった今、高校時代を踏まえて、青年時代のことが、
現在の性格にどのように影響しているのかを考えて書いてください」
言われるのと、どちらの方が書きやすいですか?

当然、後者ですよね?
子どもなら尚更です。

だから上手な文章を書くためにはむしろワークシートを使うのは
必要不可欠なことと言えます。

ここまで、読んで「さあ、書かせよう!」と思った方!
まだ見切り発車です。
実は、読書感想文は書くことよりも、本の選び方の方が重要です。



長くなったので、それはまた次回に!



母勉とは、一週間で勝手に勉強する子供に変わる、楽しい家庭学習法!
母勉インストラクター 荒かずみ


日本母勉アカデミー協会
小室尚子先生が理事を務める日本母勉アカデミー協会では、
『遊ぶように勉強し、日本の未来を創っていく子供たちを増やす』
ことを活動理念とし、遊ぶように楽しく勉強する家庭学習法を提唱しています。


まずは、小室尚子先生の無料メルマガをどうぞおんぷ
こんな内容でお届けしていきます!

1日目【知らないきゃ損! 暗記力はこう伸ばせ】 
2日目【「考えなさい」はもう不要。本当の思考力とは?】 
3日目【反復力は縄跳びと同じ。跳び続ける秘策は何?】 
4日目【「がんばりなさい」と言わなくても、楽しいから勝手に続く継続力】 
5日目【自学力で学力100倍!勉強するってこういうこと】 
6日目【やる気がMAX!実行力をつければ何でも出来る】 
7日目【子育てのゴールは自立力!これさえあれば怖いものなし】