ブログネタ:中国をほめよう
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「中国」と一言で言うけれど、秦の始皇帝が統一したから一つの国になっただけで、元々はいろんな民族が覇権を争い、暮らしやすい土地を奪い合っていた地域なのである。
そんな歴史の中で戦闘のために産声をあげ、護身のために育まれてきたのが中国武術、俗に言えばカンフーである。
このカンフーなくして今や映画産業は成り立ちません!
歴史が変わったのは1973年、ブルース・リー主演の「燃えよドラゴン」が全米公開された時。
その後ジャッキー・チェン、リー・リンチェイ(現在のジェット・リー)と次々にカンフーアクションをこなす俳優が輩出し、スティーヴン・セガール、ジャン・クロード・ヴァン・ダムといった白人のマーシャル・アーツ俳優も認められるようになり、「マトリックス」で香港のワイヤーアクションの神髄をハリウッドに移植した結果、現在見られるスピーディーで派手、かつ実践的なアクション映画へと進化を遂げてきたのだ。
ブルース・リーが香港で中国武術を習っていなければ、現在のようなアクションは映画で見ることができなかったはずだ。全ては中国四千年の歴史のおかげなのである。