「木曜洋画劇場」で久々に「タキシード」を見ていたら、博士役の人に何となく見覚えがある。どこかで見た顔なのだが、吹き替えの声と喋り方から受けるイメージと本人との落差が激しすぎて全然特定できない。


誰だろうと思って調べてみたら、なんと! 「プリズン・ブレイク」のアブルッチや「コンスタンティン」の悪魔ルシファーを演じてウチではルー様と呼ばれているピーター・ストーメアだった!! そりゃー見覚えあるわけだよ。こんなところで、こんなイカレた(吹き替えの印象)博士をやっていたとは~~~。


「タキシード」は2002年の作品なので、「コンスタンティン」や「ブラザーズ・グリム」で彼がウチの記憶に定着する前だから覚えていなくても無理はないのだが、しかし芸域広い人だわ。


「コンスタンティン」ではもう一人記憶に定着した人がいて、天使ガブリエルを演じたティルダ・スウィントン(ウチではガブ様と呼ばれてます)。「ナルニア」では魔女だったけれど、今回のオスカーでは人間の役で見事助演女優賞を取ってくれちゃいました。


ピーター・ストーメアの方は今年「ノーカントリー」でオスカーのみならずあちこちで賞をとりまくっていたコーエン兄弟の出世作「ファーゴ」にスティーブ・ブシェーミと組んで出てたのが印象深いです。この時ピーターが演じた役と、今回助演男優賞を一人占めシテイタハビエル・バルデムの役には近いものがあるような。


よく知っている映画だと思っていても、改めて見ると思わぬ発見(only自分にとって)があったりして楽しいです♪