ブログネタ:ビールに合うつまみは?
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生まれも育ちも北海道の私、ビールを飲むならじゃがいも料理が欠かせません!
ポテトチップス、ポテトフライ、コロッケといった揚げ物はどこでも定番、肉じゃがやポトフといった野菜との炊き合わせは健康志向で、じゃがバタ、こふきいも、ポテトサラダなどではいもそのものの味わいを噛みしめつつ故郷に思いを馳せ、ジャーマンポテト、スイスポテト、フレンチフライ、ポテトリヨネーゼ等では世界をまたにかける気分で、いろいろな楽しみ方ができるのはじゃがいもならでは。
つまみといいつつ、ドイツやアイルランドあたりでは主食になる食物ですからしっかりおなかにたまり、でも消化がよいので胃にもたれることはないし、調理法と味付けであらゆるバリエーションを試せるじゃがいもはまさにつまみの王様。生で食えないことだけが惜しまれます。
さて世界にじゃがいも料理は多々あれど、比較的有名なのにまだ私が試してないのがイギリスのフィッシュ・アンド・チップス
とスタッフドポテト
。
何故かというと、こればっかりは現地で食べてみたかったんですよ。キドニー・パイとかハギスとか同様、日本で出てくるものは絶対本場と違う気がしません? それにフィッシュ・アンド・チップスはイギリスで数少ない、安くて美味しい食べ物だって聞いてたし。
あれ? 上のパラグラフ、過去形で書かれてますね。
そうなんです、実は去年の夏にイギリスに行ったんですわ、フィッシュ&チップスとスタッフドポテトを食べてやるぞという野望を胸に。
しかしですね、去年の夏って空前のポンド高だったんです。
日本でよく言われてたのが「ロンドンの地下鉄初乗り1000円」ってヤツね。
地下鉄初乗りは4ポンドなんですが、その頃1ポンドが250円以上してましたから。
とはいえその地下鉄料金は一回一回切符を買う時の値段で、ロンドンではオイスターカードというプリペイドカードを購入すれば地下鉄やバスはお得な値段で利用できるのですよ。
でも、ポテトにはオイスターカードは使えません。
フィッシュ&チップスやスタッフドポテトを売ってるようなお店はカフェや露店が多いので現金払いとなり、クレジットカードも使えません。
フィッシュ&チップスが10ポンドでスタッフドポテトが4ポンドですよ。
幾ら私がじゃがいも好きだからって、日本で小一個20円から買えるじゃがいもに2500円(魚つき)だの1000円(魚なし)だの払う気になりませんってば。
こうして私の野望は経済的事情の前にもろくもついえ、露店の前に漂う料理の香りに鼻をひくつかせるだけで通り過ぎるだけで終わってしまったのでした。ああ、食べたかった!
もちろんビールにはパブで惜しみなくお金払ってましたよ。
きっとイギリスのビールはつまみがなくても飲めるのねっ(←負け惜しみ)