ブログネタ:好きなテレビ番組は?
参加中
本文はここから
今一番好きなのは、何と言っても「CSI」のシリーズですね~。上から「ラスベガス」「ニューヨーク」「マイアミ」の順に好きです。吹き替えでも字幕でもOK♪ 老若男女、魅力的なキャラクターのオンパレードだし、日本語版の声優さんも皆お上手だし♪
ででで、待ち望んでいた「ラスベガス」というか、元祖「CSI」の第7シリーズが今日、4月12日から始まるんですよ~(WOWOWですいません)。もお~、楽しみで楽しみで。
「CSI」といえば、グリッソム主任がやはり一番素敵と私は思います。俳優のウィリアム・ピーターセンさんのギャラは第9シーズンになると一話60万ドルになるとか……10話に出演したら600万ドルの男かよ(←余計なお世話)。
実は2月にLAに行った時に唯一近くにまで行けたスターがこのウィリアム・ピーターセンさんなんですよ! それもオスカー前日のこと。
早朝LAXについて、10時過ぎにはホテルにチェックインした私と身内がまず向かったのはステープルズ・センター。グラミー賞の会場になり、NBAではロサンゼルス・レイカーズが試合をするここですが、実はNHLではロサンゼルス・キングス(Wiki
)の本拠地でもあるのですね。
何故かアイスホッケーファンの身内、ホテルから歩いて行ける距離でNHLの試合があるなら是非見たいと言ってたんですが、日本からネットで買おうとするとチケット代がバカ高いのですよ。それでせめて試合場でも見物に……と、ぽてぽて行ってみたのです。
で、せっかく行ったんだからと当日売りのチケットがあるかどうか聞いてみたら、まだ充分あるとのこと。しかも日本では買えないお安い席も残っているじゃありませんか! これは買わなきゃ!
ソッコーで二枚買い求め、その足で地下鉄駅に急ぐ私達。ホッケーの試合は1時からなので、ハリウッドで展示されてるオスカー像を見てとんぼ返りすれば何とか間に合うという計算です。
え? ホッケーの試合を見終わってからゆっくり行けばいいじゃないかって?
疲れているしそうしたいのは山々だったんですが、実は日本にいる内から調べて分かっていたことに、
「アカデミー授賞式前日のオスカー像展示は午後5時まで」
というのがあったんですよ。それで朝一番からハリウッドに行くことに決めてたわけです。
ところが日本では調べ切れていなかったことがあって、展示会場に着いてからわかったのが
「開場は午後0時から」
という驚愕の事実。
11時過ぎに到着すればゆとりをもってオスカー参りができると思っていた私達の甘い夢は無残に打ち砕かれたのでした。
しかも、すでに開場待ちの人がかなり並んでいるんですよね。
ホッケーの試合は1時から。
オスカーを拝めるのは12時から(終了はその日は間違いなく5時。他の日は午後8時までだった)。
ハリウッド・ハイランドからステープルズ・センターまでは地下鉄で2~30分(乗り換えがあるので)。
私達は迷わずオスカーを優先させました。
だってホッケーの試合が何時に終了するのか全然見当つかなかったんだもん!
風の吹きすさぶ回廊で順番待ちをするのはつらかったです。
しかも、開場してからも列がなかなか進まないのですよ。
理由は入ってから分かりました。
そこにいる全員がオスカーを手にとってスター気分で写真を撮って貰ってるんですもんね♪
そりゃー、列が進まなくても仕方ないです。
自分達だって一度握ったオスカー像はなるべく長く離したくないと思いましたもの。
で、そこを後にしたのがすでに試合の始まってしまった1時半、ステープルズセンターに入り座席におさまったのが2時過ぎだったでしょうか。すでに第二ピリオドが始まっていました。
第一ピリオドは1:1のタイスコアで、第二ピリオドの前半も退屈で私は半分寝てました。何しろ疲れてたし。
ところが第二ピリオドの半ばぐらいから敵チームが猛攻をしかけ、次々にパックがゴールに吸い込まれていくんですよ。その数4回、つまり1:5。キングス圧倒的に不利なまま第二ピリオドも終了。
休憩時間、私も休憩してました。朝からドタバタあっちこっち忙しかったので、すぐにふっと気が遠くなりいつの間にか眠ってしまうのです。
するといきなり安眠している私を身内がゆさゆさ揺さぶって起こすんですよ。
「今の見た?!」
「え? 何? 寝てた」
「今、そこのスクリーンにグリッソム主任が映った。観戦に来てるんだって!」
ガーン!
すごいショック!
大好きなグリッソム主任をこの目で(スクリーンとはいえ)見るチャンスを居眠りしていて逃すなんて!
あたしゃあLAにまで来て何やってるのよ?!
この精神的痛みからすっかり目が覚めた私は、その後もう一度グリッソム主任(←ウィリアム・ピーターセンだってば)が映らないかと目を皿にしてスクリーンを見つめていたのですが、休憩タイムの終わった後はアイスホッケーの試合しか映らないのでした。ああ、私のばかばかばか!
でもその後の試合展開がすごかった!
てっきりこのまま1:5で一方的に負けるのかと思っていたキングスが第3ピリオドでは打って変わって得点の嵐。総得点4。しかもその4点目、試合をタイに持ち込む5点目はピリオド終了間近のカウントダウンが始まってから、残り2秒か3秒ぐらいの時に決まったのですよ。
沸きに沸くホームのキングスファン達。
一緒になって浮かれ騒ぐ私達。
きっとグリッソム主任も人知れず(VIP席のはずだから)喜び騒いでいたに違いありません。
ああ、主任と喜びを分かち合えただけでも私は満足ですわ!
そして試合はそのまま延長戦、サドンデス。まるで映画みたいな展開。
これで接戦の末ロサンゼルス・キングスが決勝のパックを打ち込めばまさに映画顔負けのドラマチックな試合になったのでしょうが、現実は厳しい。
僅か数分後に決勝点を奪ったのは敵チームの方だったのでした。
負けが決まった途端にリンクに背を向けて帰り始めるキングスファン。
アメリカのスポーツのシビアさを体で感じましたわ。
ああ、でもこの悔しさも主任と共有できたのね!
多少無理してでもステープルズ・センターに来て良かったわ~♪
で、私達は再びハリウッド・ハイランドに戻って行きました。
できればオスカーにもう一回……と思っていたのですが、着いたのが4時半頃でその時まだ列に並んでいる人がたくさんいたのであきらめ、準備中のレッドカーペットの様子など眺めたのでありました。
レッドカーペットの側でスターを見ることはかなわなかったけれど、でもグリッソム主任とは同じステープルズセンターの空気を吸ったことでますます親しみを覚えました(←VIP席の空気は違ったりして)。
「CSI」の第7シリーズはうっとり見つめてしまいそうです♪