ブログネタ:やめたいのに、やめられないものは?
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傷口をおおっているカサブタが少し乾燥してパリパリになってくると、つい、むいてしまうんですよね……。唇なんかも表面が乾燥して割れてくると、ついむいちゃったりして。その結果、当然傷口は再び開くし唇には血がにじむという惨状になるわけで……やめたいんだけど、やめられないんです、これが。
もう、ほんっとにやめたいんですよ、必ず痕になるから。
でもやめられない。
薄くてぺりぺりしたものをビッと剥がすのって、快感だから。
とは言うものの、カサブタだけなら快感ですみますが、傷口を開いちゃう場合はそこには苦痛が伴うわけで。
痛くても途中ではやめられなくて、ついつい全部剥がしてしまうんですが、これを繰り返していると些細な傷でもいつまでも治らないわけですよ。
で、最近、代替物で同様の快感を得ることで傷口を保護しようと試みております。
テフロンのお鍋で市販のルーでカレーやシチューを作って中身を平らげちゃったあと、すぐにお鍋を洗わないでフタをあけたまま一晩ぐらい放置しておくんです。するとお鍋の内側にくっついていたカレーやシチューの残りが薄く乾燥してパリパリになってるんですね。端っこなんか上手い具合にめくれあがってたりして。これをつーっと一枚一枚綺麗に剥いてゆく。途中で切れないように力の込め具合を塩梅しながら。最後まで途切れず完璧に剥けた時なんか、ほんと快感。
子どもの頃は接着剤を肌に塗って、それが乾いてペリペリになったのを剥がして遊んでましたから、まあそれよりはマシかなあと。
シールの剥離紙なんかだと、力加減をしないで一気にめくっちゃうんで楽しみが短いんですよね。やっぱり自分で力の加減をしながら上手に途中で切れないようにめくるのが醍醐味なんじゃないかと……どうでもいいですね、すいません。
とはいえ、これでカサブタを保護して傷が早く治るようになったので、万々歳だと思います。
……でも最後までカサブタをむかなくても、痕は残る体質なのでした。なるべくケガしないようにするしかないのか、やれやれ。