ブログネタ:飲み会でありえない作法
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部活で、1年生はコンパではおごって貰うって決まってたんです。
でも先輩達だって学生だからお金ないのは分かりきってますよね。
だから普通は一年生は遠慮して、全員でつまめるようなツマミとか、単価の安いツマミとか、お酒やビールも今飲んでるのがなくなってからとか、そういう空気を読みつつ注文するわけですよ。
ところが中に最低な男がいて、周りの人に
「何にする?」
なんて聞きもせずにいきなり
「マグロの刺身」
とか自分の分だけ注文始めるんですよ。一人しか箸をつけられないようなツマミで、しかも値段も張るヤツ。酒なんかロクに飲めもしないクセに、いきなりどんどん注文しちゃって余っちゃうし。
しかも酔えば酒癖悪くなる一方で、目の前のツマミにはロクに手も付けてないのにまた次々に注文するし。
次第に青ざめていく先輩方の顔を見たら気の毒になって、そいつ酔い潰してやろかと思いましたよ。
同じ一年の男の子はほとんどが優しい空気の読める連中だったので、KYなそいつのせいでみんなが逆に小さくなってて、可哀想だった。何とかしてそいつに空気読ませようと悪戦苦闘してるんだけど、全然無理で、最後には力づくて注文をさせないようにしていたわ。
何より最低だったのは、そいつ、おごる立場になる2年になる直前に部活やめたこと。
まるっきりの食い逃げ、飲み逃げですよね。
あんな最低なヤツ、見たことない。
でもそいつが抜けたおかげでその後の部活の人間関係はすごく和やかでいい雰囲気になりましたけどね。
そいつは今でもきっと同じようなことやって、周りの人間に迷惑かけて嫌われてるんだろうな。