ブログネタ:100年の恋も冷める瞬間は?
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恋でも友情でも、急に気持ちが冷める時っていうのは何度か経験しましたねー。同様に相手に愛想尽かされたことも多々あるけれど。
う~ん、突き詰めて考えると、それは二人の間で共有していると思っていた空気というか仲間意識みたいなものが、実は自分の一方的な思い込みでしかなかったと悟った時かなー。
もっと簡単に言うと、今まで自分が知らなかった相手の一面見ちゃった時ってことになるのかな。
それってやっぱり、相手との間に築き上げてきたと思っていた「信頼」がガラガラと音を立てて崩れ去る瞬間なんだよね。
友情の場合だけど、高校の時からの一番の親友だと思ってた子が自分の結婚話が進んでるのに私にはそのことを一言も言わないままでいて、ある時共通の友人が当然私は知ってるもんだと思い込んで結婚祝いはどうするなんて話を持ちかけてきたことがあったんですが、その瞬間のショックは忘れられませんね。秘密にされてたというのもショックだったけど、私は彼女の一番の親友なんかじゃなかったんだと思い知らされたのが痛くてね。
なにしろソッコー彼女に電話かけて、こちらから聞くのもなんなのでしばらく普段通りに話してたんだけど、彼女の方から結婚話を切り出す気配は毛頭なかったので。ああ、私には話すつもり全然ないんだなーと思ったら、それまでの友情なんてどこかへ消えてしまった。
彼女とはそのまま絶交。
何年かたって、こっちも短気だったから謝ろうと思って連絡とって会ってみたけど、高校時代あんなに楽しかったお喋りの雰囲気はもう戻ってこなかった。関係は形の上では修復したけれど、私の方にはもう「悪かったかな」という気持ちさえ残ってなくて、それからは絶交よりも無関心な赤の他人の関係になってしまったのでした。
「信頼」というのは一度損なわれると、容易には戻らないのよね。
片想いというのは、こちら側が一方的に思いを寄せるだけで相手のことをよく知らなかったりする場合もあるので、相手の本質が垣間見えてそれがこちらの思い込みと違っただけでもうダメですね。そもそも信頼関係がなかったので、相手に対して勝手に失望するだけ。大変失礼な話ですが、でも恋なんてそんなもん。
相手が自分と共通のユーモア感覚を持ってないとわかった時が、私にとっての「百年の恋も冷める瞬間」かな。それは話が通じないというに等しいことなので。話が通じなければ、信頼なんて築けっこないでしょ。
結局人間関係にとって一番大切なのは「信頼」を築けるか築けないかで、恋も友情もそこで決まるのだと思います。