ブログネタ:好きな焼き鳥の種類は?
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というのが基本的な食べ物の好みですので、焼き鳥だったら当然モモ。ひたすら肉のかたまり(ちっちゃいけど)食ってりゃああたしゃあ満足なんじゃあ!
味付けは塩でもタレでも肉ならそれでいいです。ただししょっぱすぎるのと甘すぎるのはイヤ。肉の味が分からなくなりますから。
肉が入っているのでネギマもいいですが、でもネギマのネギっていらないよねー、ネギの代わりに肉が入ってりゃいいのにと思いながら食べてる自分がいます。
ところでこの「ネギマ」、なんとな~く「ネギ」の「間(マ)」に鶏肉が入っている、或いは鶏肉の「間(マ)」にネギが入っている焼き鳥の名称として定着してますが、本来は「ネギ」と「マグロ」の「マ」。鶏肉はとは縁もゆかりもない料理で、しかも焼き物じゃなくて鍋か汁物だったのですわ、元々は。
辞書に載ってるのも今のところその意味だけです。
>ねぎま03 【▼葱▼鮪】
ネギとマグロを取り合わせた料理。鍋物またはすまし汁とする。
[ 大辞林 提供:三省堂
]
>ねぎ‐ま【×葱×鮪】
ネギとマグロを使った料理。ねぎま鍋・ねぎま汁など。《季 冬》
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]
その内焼き鳥の一種で鶏肉とネギを交互に串に刺したものの名称という項目も付け加えられるのでしょう。元来のねぎま鍋よりずっと浸透した言葉になってますから。
「ねぎま」が「ねぎま汁」の意味だと何度も「なめくじ長屋」シリーズの中で書いていたのは都筑道夫さんですが、すでに鬼籍に入られてますしね。文化や言葉は時と共に移り変わるのは世の習い。これも仕方のないことと今頃あの世で苦笑いなさっているかもしれません。
でもその内鳥インフルエンザが広がって鶏肉が食べられない日がやってきたら、「ねぎま」の意味がまた変わるかも。間断なくネギが入っているだけの「ねぎま」。いやだ、そんなの。