ブログネタ：先輩、後輩、どっちから好かれる？
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先輩でも後輩でも自分が「好かれてる」と思い込んでるだけということは充分あり得るわけで……（冷や汗）。
中学時代、バスケットボール部でしたが、下手クソな先輩である私は１年に馬鹿にされてましたね。どんなに部活に真面目に出ていても、もって生まれた運動神経がたいしたことないので。自分がどんなに努力したところで、運動神経抜群で努力なしに何でもホイホイスポーツこなしちゃう友達みたいには絶対なれないというのはかなり幼い段階で悟ってましたよ。
バスケットボールなんか勝負の世界ですからね、下手クソでもいいから和気あいあい、なんてのは通用しません（少なくとも私のいた部では）。自分でも「上手な」先輩はかっこいいと思うけれど、そうじゃない先輩は「ダメだな～」と思ってたから後輩のことは責められませんよ。人間性より実力がものをいう世界でしたから。
でもやっぱりそんな所でバスケやってても楽しくはないわけで、１年半やっても大した上達しないし、顧問の先生にもどうでもよく思われてたし、同じ２年には部員がたくさんいるからレギュラーには不足のないはずだし、３年のキャプテンの妹である１年生部員には面と向かってバカにされるしで、やってられなくなって２年の２学期に退部しちゃいました。私の抜けた穴などすぐ埋められる、というよりやめたところで穴にもならなかったでしょう。
それきりバスケ部からは縁が切れたのですが、卒業してから同じバスケ部員だった友達に
「あなたがやめた後で、バスケ部二年はいろいろあってレギュラーが足りなくなってしまい、それでキャプテンの妹だった一年を入れたんだけれど、そのせいでいろいろと人間関係の軋轢があって大変だった。残ってくれていればよかったのに」
なんて言われてびっくりしましたね。
キャプテンの妹だった子は上手だったんだから、そのままレギュラーで頑張ればよかったのに。
ま、先輩に対して幾らそれが本当のことでも
「下手クソ」
なんていう後輩は、他の先輩や同輩からも嫌われるということなのでしょう。自分がまいた種なんだから、彼女が相当苦労したと聞いても同情する気持ちは生まれませんでした。
その教訓を胸に、社会に出てからは常に先輩方をたてるようにしているので、自分では先輩には可愛がられていると思っているのですが。でも面と向かって質問したわけじゃないので、本当の所はわかりませんね……。
