ブログネタ：あなたが考える「男らしさ」「女らしさ」って何？
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男女両性にそれぞれ「男らしさ」「女らしさ」があるという話ではなくて、自分が持っている理想としての「男らしさ」と「女らしさ」ということですか？ あんまり男性性や女性性というものに過剰な思い入れは持たない方がいいと思いますが。性同一性障害の方やゲイの方もこの世には存在しているのだし。
といいつつ、自分が人様の書いたブログを読む中で文章からその人が男性か女性か勝手に判断していることが案外多いことに最近気づいて愕然としております。なんで愕然としてるかというと、それが結構間違っているからなのね。男性の書いた文章を女性と読み間違えることはあまりないですが、女性が書いているブログを一方的に男性のものだと誤解していることが結構あるんですよ、恐ろしいことに。
何しろ読んでる間こんなこと思ってますからね。
「わー、この人、男性なのに目の付け所が女性みたいでおもしろ～い」
「この人、男のくせにいつも女々しいこと書いてるなあ」
自分、思いっきり性差別してまんがな……（反省！）
こう、すごい自分の根っこの部分で、男性と女性とを分けて考える習慣というのができあがってしまっている。これはそういう事ですよね。
私にとって「男らしい」というのはどうやら豪快で剛胆で豪放磊落で、何かよくわかんないけど「ＧＯ」。漠然と外へ向かっていくもののような感じらしいです。
「女らしい」というのは逆に細心とか繊細とか、見過ごされがちな日常の一コマを取りあげる目とか、そういう内面へ向かうものかもしれません。
だから同じブログを読んでいても
「女性の視点を持った男性のちょっとイジワル目線ブログ」
と思っている内はおもしろく読めたものが、書き手が女性だと知った途端に
「細かい事に執拗にこだわりイケズするイヤな女のブログ」
と思ってしまうようになったりするのです。書いている御本人には何の責任もないんですが。こちらの一方的な思い込みでこうも評価が変わるのかと思うと、申し訳ないやら情けないやら。
そもそもこちらが一方的に相手の方の性別を誤解しているのが悪いんですが、それは文章において「女性的な言葉遣い」「男性的な言葉遣い」というのが日本語の場合だとわりと決まっていて、ついそれにのっとって判断しちゃうからなんですね。
女らしい言葉遣いをしていない→男性のブログ
みたいな短絡的な思い込みを自分がしがちであるという事実は、重く受けとめなくてはならないと思います。
性差というのは脳ですでに決まっている部分もありますが、社会に押しつけられている場合もあるわけで、そういう部分はきちんと見定めて改めていかなければならないと思うわけです。最終的な男女平等を目指すために。
