でもひょっとしたら痛恨の一作だったのかも……。

だって、クライブ・オーウェンにモニカ・ベルッチにポール・ジアマッティという大型俳優が並んでいるのに日本じゃ単館系の公開ってことは、全米でもヒットしなかったってことだもんね……(公式サイト)。

確かに一般受けはしなそうだし、お子様には見せられないかもしれないけれど、この作品、私は100%楽しんじゃいました!

こんなに最初から最後まで楽しく興奮できた映画は「EX エックス」以来かも♪ ガン・アクションファンにはたまりませんぜ! 鼻血出るほど喜べます(いや、出しませんでしたけどね)。

この映画で見せてくれるガンファイトには「トランスポーター」や「ダイ・ハード」や「ボーン・アイデンティティー」が原型になってると思われるものがあるけれど、それらが全部スケールアップしてより派手になってます。原型になった作品ではリアリティーという枠に縛られていたものが「シューテム・アップ」ではそれを取り払ってエンターテインメントに徹したという感じかな? 荒唐無稽といえばそれまでですが、その分どれをとっても最高におもしろいシーンに仕上がってます!

ストーリーもまた荒唐無稽のようでいて、要所要所をぴしっと押さえているので破綻なく見られるのです。説明っぽい場面は排除しながらキャストの存在感と演技力で「それもアリだな」と観客を納得させられるのは力技はスゴイと思いました。

とにかく無類におもしろいです!
男性だけじゃなく、女性が見ても楽しめる作品じゃないかしら?

こんなキャンペーンもやってますので、機会があれば是非御覧になってください♪