およそ子ども向きとはかけ離れた映画、それがこの「テネイシャスD」。全米公開時でもジャック・ブラック主演作としては全然といっていい程ヒットしてなかったような。
理由は……あまりにもお下劣でお下品だから……に違いない。公序良俗に反するというか。それもちょっとやそっとじゃないのよねん。
こ、こんなもんが「カンフーパンダ」より先の7月に公開されちゃうから、青くなった配給元が「カンフーパンダ」は吹き替えメイン!と決めたのでは!(←あくまで私の推理)。
公式サイト をあけると(人前厳禁)降臨するトレイラー、のっけから字幕が……お子様には見せられない内容になっております。ハードロックもオペラも歌詞の内容には耳を傾けちゃいけないんだわ! 意味を理解しないまま言葉のリズムにだけ酔ってればいい日本人って、実は幸せかも。
シネマカフェ に解説が載ってます。全体的なストーリーとしては「ナチョ・リブレ」に近いものを感じますが、美形じゃない「ビルとテッド」だったりして。
とはいえ吹き替えの「カンフーパンダ」見るくらいだったら、「テネイシャスD」を選ぶわ、私。
ニューラインシネマ、こんなんばっかり作ってるから身売りすることになるんだよ……。