eiga.com  で紹介された「ワルキューレ」の予告編を見ました。


この前見たトム・クルーズといえば「大いなる陰謀」の野心的な政治家役で、作り込まれたような笑顔に異様な目立つ歯の白さにたじたじとなったものですが、「ワルキューレ」での黒いアイパッチは彼の美貌を損なうどころかかえって引き立ててますね! 


アイパッチがあるからこそ、それが無い時の彼の完璧な美貌ぶりがいかばかりか……と観客の想像をかきたてるのですよ。その彫刻のような顔にまたデザイン性の高さでは折り紙付きのナチスの軍服が似合うこと……。他の男優の顔なんざ記憶に残りません(案外トムの引き立て役に徹しているのかも)。


政治家役と違ってとってつけたような笑顔はなく、悲壮感を漂わせた表情がトムを最高に美しく見せています。ブライアン・シンガー監督はホント男を美しく撮ることにかけては超一流ですね! 「Xーメン」に登場した時のウルヴァリン、ヒュー・ジャックマンも悲壮美の権化でしたが、「ワルキューレ」のトムも負けてません!


この作品がトム・クルーズへの評価を高めるものに仕上がる事を期待します!