ブログネタ:爽やかな恋愛と、昼ドラ系のドロドロ恋愛、どっちがしたい? 参加中
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「爽やかな恋愛」って、もうこの年になると実現不可能な気がするので……。

う~ん、だけど恋愛が「爽やか系」か「ドロドロ系」かって、実は年齢に関係なくってその人の気質性格に寄る部分が多いような気がする。

大学時代の友人に、恋愛したら必ずドロドロっていう人が何人もいたのよね。
それは顔形や成績の良し悪しモテるかモテないかに全く関係なく、片想いしててもいつのまにかドロドロになっているというものすごさだった。

社会に出てからもそういう人はごく当たり前にドロドロ恋愛を繰り返し、友達を巻き込んではドロドロを広げてましたわ。

ドロドロしちゃう人の基本性格って
「我慢ができない」
これに尽きます。

そういう人って他人のカレシって分かってる人でも、好きになったら我慢できずに奪いにいきますからね。
そうやって略奪愛に成功した友達は、後からその彼がひどい暴力野郎(DVね)だったことがわかって、ドロドロじゃなくてボコボコにされてましたっけ。


まー恋愛は綺麗事じゃすみませんから、好きになったら我慢できないという気持ちもわからないじゃありません。
でもドロドロになるのを避けたい人は、そこでちゃんとセーブするのよね。それができる人が「爽やか恋愛」を可能にするのではないでしょうか。


黙ってても男性が寄ってくるタイプの友達もいて、その子は本命と財布と車(いわゆるアッシー)とで男の子使い分けてました。電話一本でアッシー君をどこにでも呼び出すのもすごいけど、それで飛んで来る男も男だなーとあきれるのを通り越して妙な感心さえしたものです。

そうやって便利に使ってるだけの内は良かったんだけど、本命と財布と別れて車の子だけになった時、つい情にほだされて恋人関係になっちゃったのね。友達の方は他にもっといい男が現れたらソッコーその彼はアッシーに逆戻りするもんだと勝手に思い込んでいたらしいんだけど。

当然そんな風に都合よくいくわけがなく、友達が新しい本命を見つけるとともにドロドロの三角関係発生。当たり前だっつーの。まず、きちんと別れてから、新しいカレシと付き合えば良かったのよ、例えそのカレシに車がなくても。アッシーもカレシも両方欲しくて、それが我慢できないからそんなドロドロになるわけじゃん。

もちろんそんな常識的な言葉を彼女が受け付けるはずもなく、そのドロドロは大学卒業まで続いたのでした。

で、その彼女、高校教師になったのだけど、大学時代のドロドロを清算すべく勤め先の高校は電車で一時間程離れた地方都市にしたのね。カレシともアッシーとも切れて清々してるのかと思ったらどっこいそうじゃなかった。

新卒の先生として赴任して僅か1ヵ月もたたない内に電話がきて、
「教え子の男子生徒とつきあってる」
ときたもんだ。当然肉体関係あり。

我慢しなさいよ、そういうことは!

相手は高校1年生で、しかも自分が教えてる生徒だよ?! 普通、我慢するだろ? 先生だよ、アンタ!

でまたその彼女、自分の新しい男は自慢しなけりゃ気がすまないタチで、友達にその高校生を紹介しまくったものです。高校生といっても身長が180センチぐらいあって胸も厚くて体は大人顔負けだったけどね、顔はまだあどけなくて、それがいきなりこんな女の世界に巻き込まれて可哀想でしたわ。

当然すぐに高校生の親にばれて、彼女、家に乗り込まれてました。当たり前だわ。
高校生の方には、実は同じ学年に彼女もいたんだってー、って、先生が生徒に嫉妬してどうするよ?!

その後高校生とは切れたらしいんだけど、今度はその時その問題を打ち明けて相談した女房持ちの先生にちょっかいを出したらしい……奥さん妊娠中だったそうだし。


そのあたりで何かもう彼女との付き合いに疲れて(だって恋愛沙汰がこじれるたびに泣きながら電話してくるんだもん)、徐々に疎遠になりましたね。相談に乗ったところで人の忠告に耳を貸すワケじゃないし、結局「我慢ができない」というのは彼女の気質性格に所以するものなので治るものでもないみたいだし。


その内高校の先生はやめて、大学のあった市に戻ってきて、英語学校で働き出しました。
そこで知り合ったカナダ人と結婚して、子どもにも恵まれて幸せに暮らしてましたが……でも平穏無事になんて、そんな人生やり遂げられる人じゃないから、今頃はまた若い男と駆け落ちしてるかもしれません。もう私は知~らない。


そういえば彼女を見ていてしみじみ男女間のいざこざは真っ平だと思ったんだっけ。
うん、私にはドロドロ恋愛は向いていないようです。
さわやか3組の小学生的恋心でいいや、もう。