ジャッキー・チェン&ロブ・ミンコフ監督が来日しての、四川大地震のためのチャリティー・プレミア、何とかギリギリでチケットがとれたので行って参りました。といっても二階席なので生身のジャッキーは遠くて双眼鏡越しに見つめるだけだったのですが。勿論満席。
それでもステージに上がったジャッキーは若々しくてかわい-! 客席に向かってお辞儀をしたり手を振ったり、時間の許す限り愛想を振りまき続けで、その合間には手に持ったワイヤレスマイクをくるくるっと回してみたり……落ち着きの無さは「ポリス・ストーリー」等の映画で見るとおりの性格のようで。
本日司会は伊藤さとりさん。この方の日本語、ちょっとヘン。「体感」を「だいかん」と言ってみたり(「大寒」かと思った)「呪いを解く」を「とぐ」といってみたり(「米研ぐ」んじゃあるまいし)。
でもメインで喋ってくれたのは主としてジャッキーとその通訳さんなので、その後は気にせずすみました。
ジャッキーの通訳さんは、英語通訳さんのようで、彼全部英語で話してました!(「四川」の部分だけ中国語だったけど)。ジャッキーの英語は日本人にもとても分かりやすいので、彼のセリフに直にウケることが
できて大満足でした。
舞台挨拶としては、ジャッキーは今回のチャリティーに集まってくれたことに謝辞を述べ、こういうチャリティーというのは金額ではなく気持ちが大事なのだと何度も繰り返していました。何故チャリティー活動に熱心なのかという質問には、自分はいつもファンに感謝しているので、その気持ちをチャリティーという形で少しでも返したいのだと答えてました。日本に来るといつも親切にして貰えるので嬉しいとも言ってましたね(順不同)。
ロブ・ミンコフ監督は、アジアに来たのは1994年の「ライオン・キング」で東京に来たのが初めてだったそうで、何やら感慨深げな御様子でした。
今回はジャッキーとジェット・リーの初共演ということで、やはり話題はその点に集中します。
共演は初めてでもジャッキーとジェットは20年来の友人だそうで、15年前にも一度共演の企画があったんですが脚本やら何やらの関係で頓挫してしまったので、今回実現に至ったのはロブ監督のおかげだとジャッキーが抱きつくようにして感謝の気持ちを表していました。
話が「ドラゴン・キングダム」のことに及ぶと、ジャッキーが楽しそうに語る語る!
ジャッキーとジェットが戦う撮影初日のこと、セットに入って監督やスタントコーディネーターの話を二人で聞いてすぐ、リハーサルをしない内にジャッキーがジェットに「じゃあ撮影に入ろう」と言ったのだとか。ジャッキーは冗談のつもりだったのに真面目なジェットが真に受けて「じゃあやろう」と返事をしたところ、セットにいるスタッフ一同からわーっと拍手が起きたのだそうです。そこにいる全員が、ジャッキーとジェットの対決を心待ちにしていたことが分かって、ジャッキーもそのままリハーサルなしでの撮影を敢行。
そのシーンはとても上手くいって、ツーテイクだけで良かったとジャッキーが言います。
その撮影には特殊なカメラを使うために監督達はブラックルーム(うろ覚え)と呼ばれる別室でフィルムを見ていたため、しばらくしてからやってきて二人に言ったそうです
「とてもよかった。もう一度撮ろう」
それを聞いたジャッキーが
「とてもよかったなら何故もう一度撮るのか」
と尋ねると
「次はもう少しスピードを落としてくれ」
と言われたそうな。
監督、早すぎてよくわからなかったのだとか……。
ジャッキーがそのことをジェットに伝えると、
「お前がスローダウンしろ」
と言うので、ジャッキーは
「お前の方こそスローダウンしろ」
とお互い言い合って譲らなあったそうで、それは二人とも自分がいいところを見せたいもんだからちょっとでも早いところを見せたくて、どっちもスピードを落とすのをいやがったからだと本人があっけらかんとバラしてました。二人ともそれでこそスターよね!
ジャッキーにとってジェットとのアクションはぴったり息が合ってとても楽しいもので、こういう経験はサモ・ハン・キンポーやユン・ピョウ以来だったとか(「プロジェクトA」を思い出します)。
さて、肝心のチャリティーの方は分かりやすい目録(?)によると「1378000円」。これは全額四川大地震の復興のために回されるそうです。チャイナを着た可愛い女優さんが出てきていろいろ言ってましたが、これは割愛。ジャッキーが彼女のチャイナを見てどう思うかと聞かれた時、「それちょっと大きいんじゃない?」と言ってたのが印象的でした。よく見てますね~。彼女のみならず女性が段を上る際には必ず手を貸しに駆けつける優しいジャッキーなのでした。
ところで地震といえば日本でも記憶に新しいのが岩手・宮城内陸地震。
今回サプライズで、ジャッキーはこの地震の被害者のためにもチャリティーを企画してくれて、世界に150着しかないという彼のファンのための特製スタジアムジャンパーと、映画でも酔拳を披露するたびに使われていたギミックのひょうたん各一個を提供してくれて、チャリティーオークションにかける運びとなりました。
こちらは詳細は後から公式サイトに載るそうですが、7月20日から楽天オークションとのこと。
落札した方にはそれぞれジャッキーがサインをしてくれるそうです。
そのサインを今このステージ上でして欲しいと司会者がねだったのですが、ジャッキーは落札してくれたの名前を入れてちゃんとサインしたいという考えだったようで、サインするためにもう一度来日するとまで言ってその場では頑としてサインしませんでした。彼の誠意が伝わる一コマだったと思います。
さて、その後は恒例マスコミ向け写真撮影。
実はジャッキーより前にステージに登場していたのが本編に使われる重要なアイテムである○○○。かな~り長いそれは大の男が数人がかりでしずしずと運んで来て安置してあったのですが、写真撮影時には客席運ばれて縦方向に長く渡されて、そのために観客がいいように使われておりました。カメラマン達がステージに上がり、ジャッキー達は客席で○○○側に陣取ってポーズをするのですが、注文に従って右を見たり左を見たり、合間には2階席にまで手を振ってくれたりと、ジャッキーのサービス精神が炸裂しておりました。
思う存分ジャッキーの姿を見、声を聞けて大満足の舞台挨拶、正味40分ぐらいあったでしょうか。こんなに長いのは滅多にないので、ほんと、感謝で頭が下がります。
その後は「ドラゴン・キングダム」の上映ですが……ジャッキーとジェット両方のファンにとって、これ以上は望めないというぐらい最高に素晴らしい映画でした!
よければ片鱗だけでも味わってくださいませ♪
それでもステージに上がったジャッキーは若々しくてかわい-! 客席に向かってお辞儀をしたり手を振ったり、時間の許す限り愛想を振りまき続けで、その合間には手に持ったワイヤレスマイクをくるくるっと回してみたり……落ち着きの無さは「ポリス・ストーリー」等の映画で見るとおりの性格のようで。
本日司会は伊藤さとりさん。この方の日本語、ちょっとヘン。「体感」を「だいかん」と言ってみたり(「大寒」かと思った)「呪いを解く」を「とぐ」といってみたり(「米研ぐ」んじゃあるまいし)。
でもメインで喋ってくれたのは主としてジャッキーとその通訳さんなので、その後は気にせずすみました。
ジャッキーの通訳さんは、英語通訳さんのようで、彼全部英語で話してました!(「四川」の部分だけ中国語だったけど)。ジャッキーの英語は日本人にもとても分かりやすいので、彼のセリフに直にウケることが
できて大満足でした。
舞台挨拶としては、ジャッキーは今回のチャリティーに集まってくれたことに謝辞を述べ、こういうチャリティーというのは金額ではなく気持ちが大事なのだと何度も繰り返していました。何故チャリティー活動に熱心なのかという質問には、自分はいつもファンに感謝しているので、その気持ちをチャリティーという形で少しでも返したいのだと答えてました。日本に来るといつも親切にして貰えるので嬉しいとも言ってましたね(順不同)。
ロブ・ミンコフ監督は、アジアに来たのは1994年の「ライオン・キング」で東京に来たのが初めてだったそうで、何やら感慨深げな御様子でした。
今回はジャッキーとジェット・リーの初共演ということで、やはり話題はその点に集中します。
共演は初めてでもジャッキーとジェットは20年来の友人だそうで、15年前にも一度共演の企画があったんですが脚本やら何やらの関係で頓挫してしまったので、今回実現に至ったのはロブ監督のおかげだとジャッキーが抱きつくようにして感謝の気持ちを表していました。
話が「ドラゴン・キングダム」のことに及ぶと、ジャッキーが楽しそうに語る語る!
ジャッキーとジェットが戦う撮影初日のこと、セットに入って監督やスタントコーディネーターの話を二人で聞いてすぐ、リハーサルをしない内にジャッキーがジェットに「じゃあ撮影に入ろう」と言ったのだとか。ジャッキーは冗談のつもりだったのに真面目なジェットが真に受けて「じゃあやろう」と返事をしたところ、セットにいるスタッフ一同からわーっと拍手が起きたのだそうです。そこにいる全員が、ジャッキーとジェットの対決を心待ちにしていたことが分かって、ジャッキーもそのままリハーサルなしでの撮影を敢行。
そのシーンはとても上手くいって、ツーテイクだけで良かったとジャッキーが言います。
その撮影には特殊なカメラを使うために監督達はブラックルーム(うろ覚え)と呼ばれる別室でフィルムを見ていたため、しばらくしてからやってきて二人に言ったそうです
「とてもよかった。もう一度撮ろう」
それを聞いたジャッキーが
「とてもよかったなら何故もう一度撮るのか」
と尋ねると
「次はもう少しスピードを落としてくれ」
と言われたそうな。
監督、早すぎてよくわからなかったのだとか……。
ジャッキーがそのことをジェットに伝えると、
「お前がスローダウンしろ」
と言うので、ジャッキーは
「お前の方こそスローダウンしろ」
とお互い言い合って譲らなあったそうで、それは二人とも自分がいいところを見せたいもんだからちょっとでも早いところを見せたくて、どっちもスピードを落とすのをいやがったからだと本人があっけらかんとバラしてました。二人ともそれでこそスターよね!
ジャッキーにとってジェットとのアクションはぴったり息が合ってとても楽しいもので、こういう経験はサモ・ハン・キンポーやユン・ピョウ以来だったとか(「プロジェクトA」を思い出します)。
さて、肝心のチャリティーの方は分かりやすい目録(?)によると「1378000円」。これは全額四川大地震の復興のために回されるそうです。チャイナを着た可愛い女優さんが出てきていろいろ言ってましたが、これは割愛。ジャッキーが彼女のチャイナを見てどう思うかと聞かれた時、「それちょっと大きいんじゃない?」と言ってたのが印象的でした。よく見てますね~。彼女のみならず女性が段を上る際には必ず手を貸しに駆けつける優しいジャッキーなのでした。
ところで地震といえば日本でも記憶に新しいのが岩手・宮城内陸地震。
今回サプライズで、ジャッキーはこの地震の被害者のためにもチャリティーを企画してくれて、世界に150着しかないという彼のファンのための特製スタジアムジャンパーと、映画でも酔拳を披露するたびに使われていたギミックのひょうたん各一個を提供してくれて、チャリティーオークションにかける運びとなりました。
こちらは詳細は後から公式サイトに載るそうですが、7月20日から楽天オークションとのこと。
落札した方にはそれぞれジャッキーがサインをしてくれるそうです。
そのサインを今このステージ上でして欲しいと司会者がねだったのですが、ジャッキーは落札してくれたの名前を入れてちゃんとサインしたいという考えだったようで、サインするためにもう一度来日するとまで言ってその場では頑としてサインしませんでした。彼の誠意が伝わる一コマだったと思います。
さて、その後は恒例マスコミ向け写真撮影。
実はジャッキーより前にステージに登場していたのが本編に使われる重要なアイテムである○○○。かな~り長いそれは大の男が数人がかりでしずしずと運んで来て安置してあったのですが、写真撮影時には客席運ばれて縦方向に長く渡されて、そのために観客がいいように使われておりました。カメラマン達がステージに上がり、ジャッキー達は客席で○○○側に陣取ってポーズをするのですが、注文に従って右を見たり左を見たり、合間には2階席にまで手を振ってくれたりと、ジャッキーのサービス精神が炸裂しておりました。
思う存分ジャッキーの姿を見、声を聞けて大満足の舞台挨拶、正味40分ぐらいあったでしょうか。こんなに長いのは滅多にないので、ほんと、感謝で頭が下がります。
その後は「ドラゴン・キングダム」の上映ですが……ジャッキーとジェット両方のファンにとって、これ以上は望めないというぐらい最高に素晴らしい映画でした!
よければ片鱗だけでも味わってくださいませ♪