ブログネタ:今、世界を何とかしなくてはいけないとしたら、何を解決すべき? 参加中
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世界各地で起きてる食糧不足による飢餓や紛争地帯で殺されてる人達に対して自分が何をできるかと考えた時、それは何もありません。ユニセフや国境なき医師団等に寄付をして、自分の代わりに彼らが何かをしてくれることを期待するぐらいが関の山でしょう。


世界を何とかしなくてはいけないとしても、自分で何とかできるのは精々自分自身の生活を変えることぐらいしかないと思います。しかしそれができるかどうかは人それぞれ、「エコ」って結局の所便利さを捨てて余分な手間をかけるというのがメインの活動ですよね。その手間の分を自分じゃなくて他人に肩代わりして貰えば、それに対して対価を払わなければならない。手間をかけるかお金をかけるかだから、「エコ」なんか馬鹿馬鹿しくってやってられないと思う人も絶対いるはずです。

だから、世界を何とかするためにできることなんて、結局個人個人が自分で何とかしようと思い実行することでしかなく、それを他人に強制することなんて無理だと思っていたんです。

これまではね。

ところが今現在ガソリン価格が高騰している事で、短い距離なら車やめて歩いたり自転車乗ったりしようとしている人がたくさんいるのですよ。電気代も値上がりするらしいので、家計の負担を減らすためには省エネして消費電力量を減らすしかないですよね。

これって、エコを一歩進めてません?

いえ、重油価格が値上がりしていることで不利益を被っている職業の方々は本当に大変だと思っているのです。無理な労働で体を壊したりすることのないよう、陰ながら祈っております。

しかしですね、これだけ重油やガソリン価格がコストを押し上げる結果になっていると、コスト高に対抗するために代替燃料の開発が一気に進むわけですよ。これまでのガソリン価格に比べるとコストが高く付くため開発が途中で打ち切られていたようなものだって、ガソリンの値段がもっと上がれば生産に費用がかかる代替燃料を使ってもその方が安いって事になりますよ。生産性がアップすれば、価格も段々下がるでしょうし。

この調子でガソリン価格がじりじりと上昇を続ければ、ひょっとしてそれだけでエコはちょっとずつ進んでいくのではないでしょうか?

自衛隊がガソリン高騰を受けて今年の演習を取りやめるかもしれないなんて話もありますし。


できれば今の内に代替エネルギーを開発しちゃって、油の上にあぐらかいてる産油国に一泡吹かせてやりたいわ(←何の解決にもなってないかもしれないけど、私の腹の虫はおさまる)。