ブログネタ:クールビズにひとこと
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お? そこのあなた、女性はサラリーマンと違って夏になれば薄着で通勤できるんだからクールビズなんて関係なかろなんて思ってますね
ちっちっちっ、それは考えが甘いというものです
女性でも外回りの営業職等は男性同様長袖のビジネススーツ着用なのですよ
男性と違うのはネクタイをしなくていいのと、ワイシャツの代わりにブラウスを着るってぐらいでしょうか。機能性&機動力を考えるとスカートよりもパンツをチョイスしますからね
そしてたぶん、ビジネススーツを着ている女性は、男性の夏背広よりずっと暑いと思います
何故って女性はブラウスの下に男性よりも余分に着込まなければならないのですよ。ブラジャーは当然しているわけですが、そのブラがブラウスに透けないようもう一枚余分にタンクトップを着なければなりません。それもいかにもランジェリー風のものはダメ。下着っぽいレースが透けて見えたんじゃあ、苦労してブラジャーを隠しても何の意味もありませんから。
結局夏なのに下が透けて見えないような厚地のタンクトップやTシャツをブラウスの下に着込まなければいけないわけです
これ、女性が自分達のために隠してる訳じゃないですよ。
仕事先で「下着みたいな服だと困る」と苦情を言うのは大抵男性ですからね
「目のやり場に困る」というのは要するにそういう姿の女性をみただけで男性が勝手に一方的に劣情を催すからじゃないですか。自分の性欲ぐらい自分で抑えればいいのに。
そういうと
「それができないのが男なんだ、女は判ってないな」
という答えが返ってくるのが常ですけどね。
どっちにしろ我慢できないのは男性側であって、彼らの身勝手な理屈に振り回されて迷惑してるのは私達女性だと言うことは古来変わってないことで。
自分がむらむらっとくるのは、むらむらっとさせるような対象がそこにあるからなのだから、その対象が諸悪の根源だというのが男性側の理屈ですが、それは道歩いていて石にけつまづいて転んだのはそこに石があったからで、悪いのは石だという理屈と同じですね。
まあ、それでケガしたのならアメリカの弁護士なら石のあった場所次第でどこぞから賠償金ふんだくるかもしれませんが、そもそも蹴躓いたのはその人が不注意だったということにも原因はあるでしょう。
その自分が不注意だったことを棚に上げて、石にばかり責任を転嫁するのって、一般的には大人げない行為として受け取られますよね。
ま、世の中の男というのは、一般的に大人げないのが多いんですよね、たぶん人類発祥に遡って。
で、そういう男どもに振り回されて、世の中の女性はいろいろ苦労するわけです。
もともと下着だって単に実用的なものだったのが、下着フェチな男があれこれ取り沙汰すために別種な発展を遂げた訳じゃないですか。実際下着そのものに興味のある男はほとんどいないですけどね。下着が醸し出す次の行為へのイメージには興奮するのでしょうが。
というわけで、女性にこそ美しく機能的で、かつ一枚でも透けないクールビズのスーツ及びブラウスが必要なのです。それも早急に!
熱帯化した東京を昼間っからビジネススーツで歩いて営業してたら、その内サラリーウーマンが道ばたに倒れるのが夏の風物詩になってしまいかねません。何とかして