ブログネタ:中国行きたい?
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ぼられるわよ。そんな甘い気持ちで中国行ったんじゃ。日本人なんていいカモ扱いなんだから。
同じ品物でも露店なんかじゃ日本人の顔見ると10倍ぐらいふっかけてくるなんてザラだもの。そもそも値札が出てたって、それをそのまま買う中国人なんていないし。交渉して値切るのが当たり前なんだから。
オリンピックだってテレビで見る方が楽だわよ。
北京って、夏、暑いのよ、死ぬ程。
日本と違って湿度が低いからまだなんとか耐えられるけれど、私は北京近郊でバス旅行してて、外気温が42°というのを経験した。当然バスはエアコンをガンガン効かせていたわけだけど、帰り道、午後の最も暑い時間、過使用に耐えかねた車のエアコンが突如おシャカになって、その後の帰路はひたすら暑さに耐えなければならなかったわ。
エアコンが壊れたのはアクシデントで誰が悪いわけでもないから(強いて言えば天気のせい)、私は黙ってそれに耐えていたんだけど、添乗員さんが呑気な声で
「暑くないですか?」
と聞いてきた時にはさすがにキレて
「暑いに決まってるでしょ!」
と怒鳴ったわよ。
アンタと同じ車内にいるのに、私だけ「暑くない」わけないでしょーが、このスカタン!(←これは声には出さなかった)
そんな北京で、真夏にオリンピックやるなんて、アホだろうと思ったわよ、はっきり言って。
中国では「八」が縁起のいい数字だから二つ重なる8月8日に開会式をやりたいというのは気持ちとしては分かるけどさ、でもアホだわ、人命尊重の観点から言うと。熱中症で死人が出たらどうするんだよ(←闇から闇へと葬ると思います)。テロより恐いわ、北京の気温(と大気汚染)。
真夏の北京じゃ、日中誰も外出なんかしないわよ。
夏はね、ごはん食べたら昼寝するもんなのよ(暑くて他の活動なんかはっきり言ってできません)。
暑い地方じゃあ、そうやって昼は休んで涼しくなる夕方から夜にかけて仕事する方が能率があがるのよ。それが自然にそって生きてた時代の中国人の知恵だったのよ。
今じゃビジネスビジネスで、ビルの中はエアコン効かせて仕事してるけどさ、本来北京の暑い昼下がりは寝てやり過ごすものだったの。
夜になって日が落ちて涼しくなってから、高緯度地方の長い夕方を夕涼みしながら外でゴハン食べたりして夜になるまで過ごすのが北京的な生活だったわよ。
日本では「おなかをこわすから」といって他は脱いでも腹巻き或いは腹掛けだけはしているのが夏の薄着のあり方だけど、大陸では暑い時はシャツの裾をめくりあげて腹だけ出すのが一般的。上海とか蘇州なんかだと、夏場のおじさんはみんな腹をむき出してます。でもオリンピック開催時の北京ではきっとこれやったら罰金とかになってるんだろうな。何しろ体面を重んじる(要するに見栄っ張り)な国民性だから、海外からくるメディアにそんな腹丸出しのおっさん連中の写真なんか撮られたら恥と思うに違いないから。
タクシーの運転手さん達の
>黄色の半そでシャツにカーゴパンツというという、おそろいのユニフォームになって、ネクタイを締めていました
だって、要するに北京というか中国政府の見栄でやってることなんだよ。北京のタクシーはこんなに立派ですと海外のメディアにアピールしたいだけじゃん。実際に現場で働いている運転手さん達の生の声なんか決して伝わって来ないのに、見かけだけ綺麗になったからって「中国行ってみたい」だなんて、それこそ北京で観光客の財布をアテにしている人達の思うツボじゃん。
北京っていうところはね、芝生を綺麗なグリーンに見せたかったら、冬枯れの茶色くなった芝の上にスプリンクラーで緑のペンキをまいて色を塗り替えちゃう所なのさ!
それでも芝生はちゃんと緑に、綺麗に見えるんだから立派なもんだけど。
それが分かってて見に行くのと、単に見かけが綺麗になったのに惑わされて行くのでは大違いだと思います。
まあ、もし私が行くんだったらオリンピックが全部終わって涼しくなって、物価も安定した頃がいいですね。
過剰供給になったホテルの部屋代がダンピングできっとうんと安くなってるだろうから。