音楽聴きながらスポーツするのは好き? ブログネタ:音楽聴きながらスポーツするのは好き? 参加中
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エアロビクスなんかはそもそも音楽がないと始まらないでしょ。

音楽、聴いてしまうと、ついそのリズムに合わせて体を動かしたくなってしまうんですよね。

でまあ、それだけならいいんですけど、結構スポーツそっちのけで音楽の方にのめりこんでしまう事が多くって、そうなるとスポーツの方に意識が集中できなくなるんですよね。

以前太極拳習いにいったら、中国人の先生が「これが必要です」とおもむろにテープで音楽を流し始めたんだけど、なにしろ中国風なもので西洋音楽に慣れ親しんだ私にはリズムが解明できず大変苦しい思いをしたことがありますが、太極拳の場合はあくまで「目安」でリズムに合わせる必要はないんだそうで……合わせるのは自分の呼吸ですからね。でもこれは音楽邪魔でしたねー、はっきり言って。

ウォーキングとかランニングとか単純な動きのものなら、その単調な動きからくる退屈さを忘れるために音楽を聴くのは有効だと思いますが、神経を集中しなければいけないようなスポーツ――例えば的を狙うような種目だと音楽は必要ないというより、かえって邪魔になるんじゃないかと思ってたんですが……。



実は本日スーパーに買い出しに行きましたら、閉店前の売り切りということで目の前でお肉のパックに50%引きのシールが次々と貼られていく場面に遭遇致しまして。


普段ビンボー生活を送っている我が身ですから、目の前でサーロインステーキの値段が半額にまで下がるのを見たらそりゃ買い込みますわな。冷蔵庫及び冷凍庫の空き容量を頭の片隅におきつつ、何枚も。


しかし事はそれでは終わらなかった!


その場に居合わせた数名の女性客達と半値のサーロイン争奪戦を繰り広げている私の目の隅に映ったのは、割引の値札シールを貼る係のオバサマが遥か向こうの鶏肉売り場に移動してそこでも50%引きのシールを貼り始めた姿。


オリンピックに半値になったお肉を素早く大量に売り場から奪い取り自分のカゴに入れる競技というのがあれば金メダル確実というスピードで欲しいだけのサーロインをゲットするや否や脱兎の如く駆け出しましたね、私。次なる競技場は鶏肉売り場、ライバルの隙をうかがいつつ半値になっていた銘柄鶏のもも肉をありったけゲット。でもそれが案外少なかったので、しばし考えた末、半値の胸肉も残っていた分素早くカゴに入れました。


その間シール係のオバサマは牛肉と鶏肉の間にある豚肉売り場に移動して挽肉から薄切り肉、とんかつ用にカタマリと各種満遍なく黙々と50%引きシールを貼っていく御様子。


告白します。

私ここで選手(←何のだ)にあるまじき反則を犯しました。

フライングです。

私の欲しかった肩ロースの薄切りの所にオバサマが来るのに時間がかかりそうだったので、自分でそのお肉のパックを一つ持っていって

「これも半額になります?」

って聞いたのです。

オバサマは苦笑しながらも優しく半値シールをつけて下さいました(ありがとうございます!)。


味を占めた私が残りの3パックも手にしてにこやかに

「こっちもお願いします」

とオバサマに差し出したのは言うまでもありません。


こうして私は半値になったお肉を素早く大量に売り場から奪い取り自分のカゴに入れる競技(←だから何よそれ)で牛、鶏、豚の3種目にわたって見事半額引きの肉を大量に手に入れたのでした。誰かメダルくれない?(←フライングで失格だってば)


でね、競技場はスーパーですので、そこには間断なくBGMが流れているわけですよ。買い物客の購買欲を煽るための景気のいい音楽が。


ところが安いお肉をまとめ買いするためにあらん限りの集中力を振り絞っていた私にはいつも騒々しいとさえ思っているそのBGMがまるで聞こえてなかったんですねー。恐るべし、人間の集中力(っていうか、単に欲)。


というわけで、エアロビとかダンスとかでなければ、音楽はあろうがなかろうが別にどっちでもいいというか関係ないというのが実情らしいです。


でも帰り道には音楽があった方が良かったかもしれない。

なんせ運搬するお肉が4~5キロという、普段とは単位さえ違う分量の重さだったので歩くだけでヒーハーだったから。

こういうウォーキング(?)のような単純な労働運動には音楽を聴いて苦痛退屈を紛らわすのが絶対必要だわよ、うん。