ブログネタ:1年間付き合うなら見た目何割? 性格何割?
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それは声。
声が嫌いだったら、まず絶対につきあえないです、私。
一年間という限定つきなら、顔と声さえよければ性格なんて問わないです。どうせ夢中になってる間は相手がどんな性格で何を言おうが、自分に都合の言いように解釈して相手の性格が悪いとは決して思わないですもん。
でも、その「何を言おうが」平気なのは声の良さがあってこそ。
声が嫌いだったら、まずその人の話を聞くことから苦痛に感じてしまいます。
たまにテレビの討論会などで聞くに堪えない声の人がいるんですが、こういう人とは例え顔がどれだけ綺麗だったとしても1分たりとも話していたいと思いません。声を聞くだけで背中に虫酸がはしるんだもの。
まあそこまで嫌う声というのも滅多にないですが。
でも声は重要ですよ。
私は好きな俳優さんはその声を聞いただけででろ~んととろけてしまいます。もちろん顔を見るのも好きなんですが、体の中からとろけそうになるのは彼らの声を聞いている時なんですよねー。
どんなに顔や体が綺麗でもモデルさんには夢中にならないのは、彼らが声を出さないからなのだと思います。恐ろしいことに声を伴わなければ個体の判別も上手くつけられなかったりして。
俳優さんも、映像の中で動いて声を出してるのを見て惚れ込んでいるからこそ、ブロマイドやグラビアで写真だけ見てもうっとりできるわけですよ。逆に美しいモデルさん達を写真で見て感動することはありますが、それだけで惚れ込むまでには至らないのです。
アニメのキャラや吹き替え版の海外ドラマの登場人物に惚れ込むのも、結局はその声をあてている声優さんの声に惚れ抜いてるからこそだったりしますもんね。
顔の綺麗さというのは芸術作品を見るのと一緒で結構知性的な部分で評価しているのですが、声というのはこちらの生の感情を揺さぶるものなので、情動的というか本能的な部分で恋着を覚えてしまうのです。一度好きになった声は忘れないし、例え声優さんが声色を使っていても誰だか判別がつけられる程脳裏に刻みつけられます。
大体「付き合い」も深くなると真っ正面から向き合うより横に並んで手をつないだりする場合が増えるもので、そうなったら実は顔なんかあんまり見てなかったりするので、ますますもって声の持つ役割が大きくなるわけですよ。
さらに「付き合い」が深くなって目を閉じてる状況が長くなると、尚更。
ああ、でも声を好きになってしまうと一生忘れられないから、一年間限定だと返って困るのかな。
今は亡き声優さん達、富山敬さんに山田康夫さん、塩沢兼人さんの声などは今でも即座に脳裏に思い浮かべることができます。古いアニメや吹き替えの洋画で彼らの声に出会うと、悲しみを覚えながらもいまだにうっとりと聞き惚れてしまう……。
一年だけなら見た目10割が一番いいのかもしれません。継続も可なら顔と声5分5分ってことで。それさえ良ければ、もう性格なんか問わないわ。