ブログネタ:エスカレーター/動く歩道では歩く?
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確かロンドンでも地下鉄駅と地上をつなぐ長いエスカレーターでは立ってる人は片側に寄って歩きたい人のためにスペース開けてました。
これが東京とは逆で右側に立つもんで、つい左側に立つ方を選んでしまう私は一緒に行った身内に常に服を引っ張られて右側に寄せられてましたっけ。
東京との違いは、歩く人がそんなにはいなかったって事かな?
なにしろエスカレーターといってもかなり長いので、それ全部歩くとなると階段を3階分ぐらい上がったことになるので……ええ、私も立ってましたとも。
半年ほど前、足が不自由になった時はバリアフリーが進んで各駅にエスカレーターとエレベーターが設置されたことの有り難みをしっかりと実感したものです。平地を歩くのだって辛いのに、階段なんて見ただけでゲッソリでしたから。エスカレーターの手すりに体重預けるようにして立っている私の横をすいすいと歩いて抜いてゆく人達を見て、いいなあ、と思っていたものです。
学生時代は、地下鉄を降りてからバスの発車時刻まで間がないもんで、エスカレーターをダッシュで駆け上っていました。
かなりの速度で駆け上がるので、階段上っても大した違いじゃないんじゃないかと思いましたが、エスカレーターだとのぼりの場合「降りてくる人」とぶつかる心配はまずないでしょ。これが有り難かったのです。
大体毎日エスカレータ駆け上り組=遅刻すれすれ組はメンバーが決まっているので、彼女達とはクラスが違っても強い友情が生まれましたっけ。
その頃は片側に寄って立つというルールはまだなかったし、それ以前にその駅で降りる地下鉄の利用者も少なかったので、女3人でエスカレーターの幅一杯に抜きつ抜かれつで競争半分走ってました。その日の鞄の重さが勝敗を分けたりして。脚力以上に握力もついたっけな。
駅を出てから、バス停までがまた猛ダッシュで。
バスが信号で待ってると間に合うけれど、たまに信号待ちせずにすっと行っちゃうと間に合わないというギリギリのラインを駆け抜けてました。
このバスに間に合わないと、次は遅刻覚悟でバスを降りてから走らなければなりません。
思えば高校生の頃は毎朝走っていたんだわ、階段ダッシュも含めて。そりゃ体力つくわけだわ。
大人になっても電車に間に合わない時は走ってました。いや、走れる内が花ですわよ。
エスカレーターは走ったけれど、そういえば動く歩道では走りませんね。何故でしょう。何か眼前に段がないと、走ろうという意欲が生まれないのでしょうか?
かといって黙って立って歩道にただ運んで貰ってるって人は、エスカレーター以上に少ないですけどね。
長い距離になるとずーっと動く歩道があるわけじゃなくて必ず何カ所か切れ目があるので、どのみちその部分は歩かなきゃいけないし、歩く歩道って普通の人が歩くより遅いので乗ってるだけだと横を歩いている人にどんどん抜かされるのが悔しいですもんね。
最近続いたエスカレーターの逆走事故、あれは大勢の人が歩くことによって設計段階での想定よりも過大な負荷がかかるのが原因だそうですが、思うにあれもエスカレーターの速度が期待するより速くないという点に問題があるのでは。
長いエスカレーターならば、乗ってから何段か上る内に高速になって、ジェットコースター並に手すりにがっちり掴まってなければ振り飛ばされるぐらいのスピードでばびゅんと上に着くようにすれば誰も歩いたりしなくなると思うんだけど。
ま、それはそれで危険度一杯ですけどね。危険を承知でも早いほうがいいという人はたくさんいると思うよ~。