ブログネタ:お見合いでご趣味は? と聞かれたら?
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これは、洋画を見ない人とは、たぶん話をしていても半分の自分しか出せないと思うので、見合い中に相手の人物を見極めるための決め手となる重要なポイントです。
と言ってもここで
「私も映画は好きです」
と答える人は実は多いと思う!
そこで次に私が発する質問は
「一番最近見た映画は何ですか?」
になります。
「この前の土曜日にテレビで見たんですよ、あれ、えーと、何でしたっけ、ブルース・ウィルスの、あのダクトに入って進む作品」
「『ダイ・ハード』ですか?」
「あー、そうかな? あれがおもしろかったですね」
なんて答えた男はその時点で私の考える「映画好き」の範疇に入ってないので、この話題はそれっきりにします。
私のその男に対する雰囲気が冷ややかになったとしたら、それは好きでもないのに適当に相手に合わせて「映画は好きです」なんて言う態度が嫌いだからであって、決してその人が映画ファンじゃないからではありません。
「ブルース・ウィリスですね」
とにこやかに突っ込むのも、ここはぐっと堪えておきます。見合いってめんどくさいな。
先の質問に戻って、例えば答えが
「DVDで借りた『相棒』ですね。『トリック』なんかも見ましたよ」
という人は、こっちは「洋画」だと言ってるのに平気で「邦画」の話を持ち出す男ということで減点対象。仕事で忙しくて映画館に行けないものの、家で連続テレビドラマ見る暇はあるのかな、と思ったりして。或いは流行に敏感なのか、単に人の話に乗り遅れたくないからなのかをチェックするのは今後の課題。
「スターウォーズ好きですね。劇場で100回は見ました」
――別のお相手を探して下さい。その方がお互い幸せになれます。
「スター・トレックが好きで、映画の全シリーズ見ましたよ」
――ここは若い二人だけでゆっくりその事について話し合いませんこと?
「ソウシリーズが好きでねー。ロブ・ゾンビもいいよねー」
――ドMの女性を探して下さい。私じゃありません。
一口に映画といっても、どんな内容が好きかで結構その人がどんなタイプか判断できるものです。正直に答えてくれればの話ですが。
もし私が
「それではあなたの好きな作品は?」
と質問されたとして、
「ドラキュラ、フランケンシュタイ、狼男、ゾンビ、リビングデッド、ハロウィン、13日の金曜日、エルム街の悪夢、悪魔のいけにえ、死霊のはらわた、ヘルレイザー、ファンタズム、エイリアン、シリーズじゃないけどカーペンター監督作品とかクローネンバーグ監督作品とか、あとヒドゥンとか、レスタト様とかドラキュリアなんかも好きですね~。
あー、キューブリックのシャイニングとか、キング作品の映画化作品もよいです」
なんて正直に答えた日にゃ、その場で相手席を立ってお帰りになってしまわれる事でしょう。
やっぱ見合いでは無難に読書ぐらいにしておきますか。
でも結局読んでる作品のジャンルが映画と大差なかったりして……。