ブログネタ：1年だけ別の仕事をするなら何？
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ワタシ、元々単一の旋律よりもハーモニーが好きなのです。
だからオペラでもソリスト一人のアリアって全然好きじゃなくて、合唱曲の方が好みだったんですよね。だからソリストになる気なんか全然なかったんですが……。
このたびワタクシ考えを改めまして。
オペラはソリストじゃなかったら意味がないでしょ、それも絶対プリマドンナでしょ！
合唱なんてオペラにおいてはホンのお囃子、単なる合いの手、歌手の養成と失業対策のためにあるだけよ！！
てなもんです。
どうせ歌うんだったらプリマドンナがいいですよ～。１年でもいいからなれるっていうなら、真っ先にプリマを選びますわ。ええ、実力が全然ないことは百も承知でこの際棚にあげときます。
だってさ、毎回毎回言う先生がいるのよ、コーラスの皆さんが束になってかかったって、ソリスト一人の声にかなわないんですよって。
それは間違いなくそうなんだけど、でも練習してる人間に対してあんたらの歌唱力はないに等しいと言い放ちながら、その歌唱力ほとんど０の私達に要求する内容は自分（ソリスト）と同レベルってのはどういうこと？
指揮者の先生も言いますよ。ここでこの棒で皆さんは歌を止めてくださいね。ソリストはまだ音伸ばしてると思いますけどねって。合唱なんてソリストのための伴奏なんだって。
感情表現もコーラスは譜面と指揮者によってがんじがらめに縛られてるけど、ソリストは自由自在に、時には音符から逸脱してもＯＫなんだもんね。
だったらソリストの方がいいに決まってるわよ。
楽譜も指揮者もオーケストラも無視して自分の世界に浸って自己表現できるならさ！
つまらん合唱なんか今更やってられっかい！
プリマドンナになって、自分の声と表現力だけで会場一杯の聴衆を魅惑してやりたいですわ。歌声の美しさだけで政財界の実力者達を次々に陥落させて貢がせて、一年で一生分の貯金をしてとっとと引退してやるわよ。１年だけ別の仕事するなら、そういう方向でいきたいわ。
一度やったら二度とコーラスになど戻れそうにないけれど……。
