ヴァラエティ・ジャパン より一部抜粋


>トム・クルーズが、デイヴィッド・クローネンバーグ監督がメガホンをとる“The Matarese Circle”への出演交渉中であることがわかった。正式に決まれば、デンゼル・ワシントンとの共演が実現する。


>ロバート・ラドラムの政治サスペンス小説「マタレーズ暗殺集団」の映画化で、


>東西の冷戦時代を背景に、宿敵だった米国・ソ連の2人のスパイが、世界中で行われてきた数々の暗殺の背後にいるとされる集団「マタレーズ」の標的になったことをきっかけに手を組むというストーリー。ワシントンがCIA、クルーズはKGBのスパイを演じるものと見られる


ラドラムといえば、マット・デイモンのジェイソン・ボーン3部作の原作者として知られています。原作とはストーリー展開が全然異なっているものの、この「ボーン」シリーズが他のスパイ映画に多大な影響を及ぼし、原点ともいえる「007」映画さえいも軌道修正せざるを得なかったというのは有名な話。


でもって、トム・クルーズといえば「スパイ大作戦」をリメイクした「ミッション・インポッシブル」シリーズに主役のイーサン・ハントとして出演していたわけで、するってーと遂にこのスパイもマット君のボーンの影響下におかれるのかと……いやいやいや。


そこはそれ、監督がクローネンバーグですから一筋縄ではいかないわけで。


ヴィゴ・モーテンセンを使って一種の極限までを表現したこの監督が、次はデンゼルとトムで何をやってくれるのか、黙っていても期待が高まるというものです。


この企画、是非とも実現してくださいませ!!