ブログネタ:【辺見えみりさんからのネタふり】恋愛は追いかける派? 追いかけられたい派?
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好きになったら命懸けです。地獄の果てまで追っていきます。
ふと思ったのですが、私が映画やテレビシリーズ(日本ではDVDリリース)の「ターミネーター」がやたらと好きなのは、そこに出てくる未来から送り込まれた人型ロボットのターミネーターが自分の狙う一人の人間を徹底的に追いかけるからなのかもしれません。
あの、ターミネーターの人の迷惑や命を全く省みない一直線な追いかけぶり、あれはまさに恋に夢中になった人間のとる行動そのものではありませんか! 最終的な思いの遂げ方には少々問題があるかもしれませんが、自分の命(?)とひきかえにしても、という覚悟の決め方はいっそ潔いとさえ思います。
あれに追いかけられるのだけは死んでもイヤですけどね。
ってーか、私なんざヘタレだから追いかけられるような手間をかけることなくターミネーターに仕留められてますね。
追いかけられるのはイヤですが、ターミネーターに守って貰うのは最高だと思います。
「ターミネーター2」ではシュワちゃんターミネーターが美少年なエドワード・ファーロングのジョン・コナーを守って戦いますが、完璧な保護者であるその姿は一種理想の父親像にさえ見えました。
現在DVDリリース中の「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」ではメインのターミネーターは年頃に成長したジョン・コナーに合わせて美少女型なので恋人風に見えないこともないですが、ジョンの母親であるサラが二人を常に監視下においているため何も出来ない(←当たり前)というもどかしさがあったりしますね。
追っかけてくる方のターミネーターは筋骨逞しいもののシュワちゃんに比べたらかなり見劣りのする普通のおっさんスタイルなので、人間界に溶け込んで目立ちにくいという利点はあるものの、追いかけられても一向に嬉しくない上恐怖も感じないというのが欠点です。
やっぱりですね、「追いかける」のが任務のキャラクターは目立ってなきゃいけないんですよ。周囲から際だっている存在じゃないと「追いかける」という行為そのものがはっきり見えませんから。「追いかけられる」恐怖は鬼ごっこと同じで、鬼がはっきり分かっていなければスリルがないんです。だからホラーの殺人鬼達はマスクをかぶって異形となって自分が鬼ごっこの鬼であることを世間にしらしめているんですが、アーノルド・シュワルツェネッガーは自分の顔と体だけでそれやっちゃったんだから、考えてみれば(考えなくても)スゴイことですよ。
「サラ・コナー・クロニクルズ」はテレビシリーズですので、御家庭でテレビ見ている人達にあまり強い恐怖の刺激を与え続ける訳にもいきませんから、出てくるおっさんターミネーターがどれもイマイチ地味なのは致し方ないのでしょう。
どっちかというと、美少女型ターミネーターとジョン・コナーの疑似家族、疑似カップルの関わり合いを描く方がメインみたいなので、追っかけてくるおっさんネーターは恋とは無縁の無粋な存在ですね。どっちかというとおっさんネーターは恋の逃避行をするカップルを追いかけてきて引き離そうとする娘の父親的邪魔者扱いでしょうか。
これ、日本でリメイクされたら美少女ターミネーターはメイド型でしょうね。男子泣いて喜ぶ最強のメイドさん。大丈夫、女の子(形は)に守って貰おうとするような軟弱な男子はターミネータータイプの私の好みじゃないから(メイド型ターミネーターと戦って殺される心配はないです)。
でもど~せだったら私もターミネーターに守って貰う方がいい。
もちろん今欲しいのは執事型
執事型ターミネーター理人タイプに足の爪先から頭のてっぺんまで守られてみたいです。
え? 何から守られるのかって?
もはやどこぞの怪人レベルに成り下がったおっさんネーター?
ちっちっちっ、違います。
ここは当然、私に恋して追いかけてくる
執事型ターミネーター剣人タイプでしょう(←バカ)
最終的にはこの2体のターミネーターが私の愛を争って死闘を繰り広げる事に……なんか巻き添えで町の一つや二つ破壊しそうだな~。地球全体を巻き込まないようにくれぐれも理人ネーターには注意しておかなくっちゃ。
どっちが勝っても私はOKよ~ん♪