シネマトゥデイ より
デイヴィッド・クローネンバーグのファンならばこれがどれだけスゴイことか分かります。
この監督は、同じ俳優を二度使うことさえほとんどしない方なんですから!
これまで「ヒストリー・オブ・バイオレンス」と「イースタン・プロミス」で組んだヴィゴ・モーテンセンの他には、「戦慄の絆」と「Mバタフライ」のジェレミー・アイアンズぐらいしかいなかったのではないかしら?
それが、監督自ら「イースタン・プロミス」の続編を作りたいと言い出して、しかも同じ主人公(ニコライ)をもっと掘り下げたいだなんて! ニコライを演じたヴィゴがよっぽど魅力的な俳優だったのでしょうね。
己が肉体を徹底的に痛めつけつつ、しかし敵対するものは完璧に排除するのがクローネンバーグ監督作品の常なる主人公ですもの。ヴィゴはまさにぴったりな存在だわ♪
以下、シネマトゥデイの記事より
>デヴィッド・クローネンバーグ監督が、ロンドンに暗躍するロシアン・マフィアを描いた映画『イースタン・プロミス』の続編が製作されることが明らかになった。
デヴィッド監督がMTVに語ったところによると、続編製作が進んでいるとのこと。「われわれは皆、続編を作るアイデアに興奮しているよ」と語った。
この「われわれ」という言葉の中には、もちろん前作でニコライを演じたヴィゴ・モーテンセン、プロデューサーのポール・ウェブスター、脚本のスティーヴ・ナイトが含まれていて、前作を製作したフォーカス・フューチャーズが再び続編も製作する。
近いうちに、デヴィッド監督とプロデューサーのポール、脚本家のスティーヴで続編の脚本に関してミーティングが行われるそうだ。
この続編企画は、デヴィッド監督が初めて続編を製作したいと希望した映画だそうで、続編では前作で描き切れなかったニコライの人物像に迫る内容になる。
前作でアンナを演じたナオミ・ワッツとキリル役のヴァンサン・カッセルが再出演するかは明らかにされていないが、これまで自身の映画の続編には興味を示してこなかったデヴィッド監督が、自ら希望する続編映画の完成が楽しみだ。