「レイン・フォール/雨の牙」公式サイト 字幕入り予告編付き
いやまあ、今更っちゃあ今更な情報なんですが、劇場チラシで見たゲイリー・オールドマンが想像以上にかっこよかったもんで、やっぱり載せちゃおうかなあ、なんて。予告で見てるとまるで「ボーン」シリーズのCIAそのまんまに見えますが。できればパメラ・ランディに近いようなキャラクターであって欲しい。ノア・ヴォーゼンじゃいやだわ。
主演の椎名桔平さん、「銭ゲバ」で見て演技の良さにびっくりしたものです。主人公を演じた松山君、椎名さんがいなければあそこまで内面を上手く表現できなかったのでは。
脚本上でも非常に重要な役なのに、椎名さんは重くならず軽すぎず、ただ飄々と演じていたのが印象的でした。実は一番の悪役なんだけど、これを悪役として演じてしまうと松山君演じる風太郎の「悪役ぶり」がひきたちませんからね。
というわけで、「レイン・フォール」にも俄然期待がかかってしまったのでございます。
しかし日本でも海外から有名俳優(ゲイリーのことね♪)やスタッフを招いて映画が作れるようになったんですね。
かつてVシネマのアメリカロケを、アメリカの俳優と監督を使うことで成功させたのがプロデューサーの一瀬隆重さんですが(当時のことがこちらの一瀬隆重公式ブログ に書かれてます)、ついにそれを日本の地で、しかも映画で実現できる時代になったんですね。感無量です。
一瀬さんが起用した俳優のヴィゴ・モーテンセンとラッセル・クロウはその後それぞれ「ロード・オブ・ザ・リング」と「グラディエイター」でブレイクして今や大スター、女優のバージニア・マドセンは今やオスカーノミニーで、彼のプロデューサーとしての目の高さを今に伝えておりますが、椎名桔平さんはこれで海外にも通用する俳優さんとして認められるのでしょうか? 期待がかかります♪